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【続報】クビツァの容体2-リリース

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ロバート・クビツァは本日午後、ピエトラ・リグラのサンタ・コロナ病院で7時間に及ぶ手術を受けた。ロータス・ルノーのドライバーは今朝、ロンダ・デ・アンドラ・ラリーに出場中、高速のアクシデントに見舞われ、右腕と脚を複雑骨折した。また、右前腕には運動機能を妨げる恐れのある重度の裂傷を負っている。

医師団は手術の結果に概ね満足しており、夜に入って容態は安定しているが、依然として予断を許さない状況だ。クビツァは意図的な昏睡状態に置かれ、翌朝には意識を回復することになっている。

◆サヴォナ、サン・パウロ病院外科主任、マリオ・イゴール・ロッセロ教授

「重要かつ困難な手術だった。ロバート・クビツァの前腕はふたつに裂け、骨と腱に重度の損傷を受けていた。我々は前腕の機能を保全するべく、全力を尽くした。7人の医師がチームに別れ、交代で合計7時間に及ぶ手術をおこなった。最初のチームは、普段からこの種の患者を専門としているサン・パウロ病院(サヴォナ)の救急救命班、もう一方はサンタ・コロナ病院(ピエトラ・レグラ)の整形外科チームだ。手術が終了するころ、クビツァの手は血行を回復し、温かくなっていた。これは良い兆候だ。まだ深刻な状態なので、夜の間、ロバート・クビツァは厳重な監視下に置かれる」。

◆エリック・ブーリエ ロータス・ルノーGP代表

「ロバートが事故に遭ったというニュースを聞いてチームの皆がショックを受けている。ロータス・ルノーGPのスタッフは、全員ロバートの一刻も早い回復を願っているところだ。私たちは今日、医師団が採ってくれた対応に感銘を受け、サンタ・コロナ病院の担当チームが見せた優秀で献身的な姿勢に心から感謝している。明日、ヴィタリー・ペトロフと共にイタリアへ飛び、ロバートに回復を待つ私たちに気持ちを伝えるつもりだ」。

明朝午前9時30分、病院において、ロッセロ教授とロバート・クビツァのマネージャー、ダニエル・モレッリが次の報告をおこなう。

【翻訳:Shigehiro Kondo】
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