ローラ、2010年のエントリーを正式に発表
F1復帰に興味を示していたローラが、正式に来期のF1GP参戦のエントリーを申請することを発表。
ローラは、チームの年間予算案が、最初に3000万ポンドと発表されたときからF1復帰を考え始め、予算上限が4000万ポンドに引き上げられてから、プロジェクトを再検討。エンジンはコスワースを搭載する予定となっている。
1990年の日本GPで、鈴木亜具里が3位入賞したときに乗っていたマシンがローラだった。
※チームの年間予算案(バジェット・キャップ)
FIAが2010年から導入しようとしている年間予算案は、基本的に4000万ポンド(59億円)を上限とするもの。予算がそれを上回っても問題はないが、限度内に予算を抑えると、現在は制限されている一部の制限が解除され、レースを有利に戦えることとなる。このように、2つのレギュレーションがF1に存在することに反対しているスクーデリア・フェラーリ、BMWザウバー・F1・チーム、レッドブル・レーシング、パナソニック・トヨタ・レーシングは撤退も辞さない構え。