ウィリアムズ、2010年のエントリーを提出
今後もFOTAを支援する考えのアダム・パーCEO。
AT&T・ウィリアムズは、FOTA(全チームからなる組織)に所属するチームとしては、初めて2010年のF1GPのエントリーを提出。
FIAとFOTAが、来年の予算案で揉めている中、ウィリアムズはエントリーを提出した。しかし、ウィリアムズのアダム・パーCEOは、「FOTAの統一は、ウィリアムズにとって非常に重要なことだ。だから、モナコでFOTAと共に、2010年の規約について、モナコで妥協案を提出する努力を継続することをFIAに要請する書類にサインしてきた」とFOTAを引き続き支援する考えを明らかにした。
「すでに2008年から2010年までF1に参戦するという契約を交わしているので、ウィリアムズとしては、これまでもそうしてきたように、道徳的にも、法律的にもF1に参戦し続ける必要がある」。
「我々は、チームのメンバー、スポンサー、ファンのおかげでF1に参戦している。来年、参戦しないとすれば、それら全員に影響が出てしまうことだろう」。
※F1参戦チームの年間予算案(バジェット・キャップ)
FIAが2010年から導入しようとしている年間予算案は、基本的に4000万ポンド(59億円)を上限とするもの。予算がそれを上回っても問題はないが、限度内に予算を抑えると、現在は制限されている一部の制限が解除され、レースを
有利に戦えることとなる。このように、2つのレギュレーションがF1に存在することに反対しているスクーデリア・フェラーリ、BMWザウバー・F1・チーム、レッドブル・レーシング、パナソニック・トヨタ・レーシングは撤退も辞さない構え。
FIAが2010年から導入しようとしている年間予算案は、基本的に4000万ポンド(59億円)を上限とするもの。予算がそれを上回っても問題はないが、限度内に予算を抑えると、現在は制限されている一部の制限が解除され、レースを
有利に戦えることとなる。このように、2つのレギュレーションがF1に存在することに反対しているスクーデリア・フェラーリ、BMWザウバー・F1・チーム、レッドブル・レーシング、パナソニック・トヨタ・レーシングは撤退も辞さない構え。