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シーズン歓待特別企画 【浜島裕英、「2010年」を語る】 5/9

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◆シューマッハの冷徹な”読み”
—-シューマッハは、タイヤの使い方が変わるなど、そういったことが起こることも見越した上で復帰したという可能性も?
浜島 ええ、ありますね。いろいろ、考えてますよ、彼は。

—-シューマッハは、”負ける戦”ならしない?
浜島 だから(シューマッハは)一回くらいは勝つんじゃないですか、最悪? 

—-あれ、一回だけですか?(笑)
浜島 いや、もっと勝つと思う。だから、最低、一回(笑)。

—-でも、ブロウンGPの闘いぶりでいうと、去年は、後半はすごく落ちてた。その流れで、2010年に突入しても苦しいんじゃないかという見方もありますが?
浜島 そうですね。そして、それプラス、今年から小さくなったフロント・タイヤという条件が加わります。

去年にしても、後半は、レッドブルとマクラーレンが圧倒的だった。もちろん、実戦が始まってみないとわからないですが、ブロウンGPはちょっと苦しむところがあるんじゃないですか。

—-それでも、シューマッハは”やれる”と?

浜島 ええ、モータースポーツでの「勝負」というものに対するモチベーション、これは(シューマッハは)まったく下がっていないですから。

あの「引退」も、ほんとの引退だったのかどうか……。やめざるを得なくなったというやめ方でもあったので。キミ・ライコネンと契約終わっちゃったからとか、どんどん外堀を埋められて。

そうやってやめたあとも、(シューマッハは)フェラーリのテスト・ドライバーやって、あれだけ(テストで)トップタイム出して……。そうやってきてますからね、二輪もガンガン乗ってたし。MotoGPマシンに乗れるときには、(サーキットに)遊びに来ますから!(笑)

(レーシング・マシンに)「乗る」ってことは、彼にとって天職なんでしょう。そういう意味では、モチベーションは落ちてないし、いいかえれば、それが下がったときというのは(彼の人生ではこれまで)一度もなかったということだと思います。

【STINGER / text by Iemura Hiroaki】


シーズン歓待特別企画 【浜島裕英、「2010年」を語る】6/9に続く。

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