ホットライン2010 round15 シンガポールGP 3/3
◆フェラーリ vs レッドブル!
羽端: さて、トップ争いですが、クルマでいえば、フェラーリ vs レッドブルということで。
[STG] フェラーリが”のして”きましたね。
羽端: フェラーリが速くなった? あるいは、レッドブルのアドバンテージがなくなった?
[STG] その両方と思います。ひとつは、アンダーパネルを合法にしたレッドブルが遅くなった。もうひとつは、チーム内のゴタゴタが納まっていない。
羽端: なるほど。
[STG] で、フェラーリはF.アロンソ・ラインが完璧で、さらにレースの”うまさ”というF.アロンソの武器が炸裂といったところでしょうか。
羽端: プラス面ということでいうなら、二つのチームに、前半戦にはなかった要素が加わったともいえるのでは? つまり、フェラーリには「速さ」が、そしてレッドブルには「したたかさ」が……?
[STG] レッドブルはまだ「したたかさ」はないような。M.ウェバーは元々それを持っていたかもしれないですけど。
羽端: レッドブルからの視点では、このレース、2位と3位を得ている。ゴルフでいうならパーで終えたホール、バーディこそ取ってないけど(笑)。
[STG] マシン的にはまだレッドブルが上で、F.アロンソとL.ハミルトンがレッドブルに乗ったら別次元の速さと思いますよ。
羽端: あるいは、シンガポールをパー5の第一打と見るなら、レッドブルは二人とも、フェアウェー中央にボールを置いている。アロンソももちろんフェアウェーで、レッドブルより距離は出ている。マッサは、ティーショットは右のラフという感じかな?(笑)
[STG] でも、レッドブルは2打目が問題。250ヤード先に池があるのに、特にS.フェッテルは2オン狙い。
羽端: うん、彼はね、まだ若いから(笑)。・・・で、鈴鹿が第二打ともいえるんだけど、ここでイーグル狙いでスプーンを持つのか、残り100ヤードくらいの平らなところに、アイアンできちんと置くという作戦を採るのか?
[STG] 楽しみですね(笑)。
羽端: フフフ、ゴルフは、ほんとうにホールアウトするまでは、わからないですからね!(笑)。
[STG] でも、タラレバの話を楽しめるのもゴルフです。
羽端: 後半戦、ボギーを打たなくなったレッドブル、とくにウェバー。今年はやっぱりチャンスだと思います。
[STG] プレッシャーがかかってから、どうなるか楽しみですね。ちなみに私は、可夢偉はうまくすると予選で5〜8位。で、レッドブルの二人が当たって、表彰台、なんてバカな夢想をしてます(笑)。