ホットライン2010 round19 アブダビGP 2/2
◆可夢偉、イマイチ、悔いが残った日か!?
羽端: その可夢偉ですが、今回は、ちょっと地味目の(笑)レースになってしまいましたね。
[STG] 1周目に抜きに行ったN.ロズベルグが4位ですからね。でも、本人は、「しょうがない。これもレース」と達観のコメントをしていました。内心悔しかったと思います。今回の結果も、セブに先を越されたことも。
羽端: もっとも可夢偉自身は、こんな地味目のまま”沈む”つもりはなかったんでしょうけど。
[STG] 全然ないですね。「今年は練習の年だった」と言ってるくらいだし。
羽端: レース後のコメントにもあったけど、可夢偉がセーフティ・カーのタイミングでプライム・タイヤに交換していたら?
[STG] タラレバですけど、ミラクルが起きたかも。
羽端: もちろん、タラレバですけどね!(笑)
[STG] しかし、それを単なるタラレバではなく想像させてくれますね、可夢偉は。
羽端: うんうん、来年は、そういう可夢偉の、動物的なというより、それ以上の「猛獣的な勝負カン」というか、彼の独自のレース・メソッドを十分に発揮できるようなチームに、ザウバーが変貌してほしいと思ってます。
[STG] 同感!!
羽端: 可夢偉の会見でも話題が出てましたけど、オフって「15週間」しかないんですね! その間にどんな時間を過ごして、2011年、ザウバー/可夢偉がどんな姿でF1シーンに還ってくるのか?
[STG] こ
の”オフ”てのは、ファンにとって一番想像力をたくましく出来る期間なので、シーズンが終わっても、オチオチしていられない(笑)。来年どうなるのか、コ
タツの中で勝手に想像して年を越す、ってのが、日本のレースファンの最高の楽しみ方と思います。もちろん、ビールかみかんがあったらもっといいけど
(笑)。