ホットライン2011 round13 イタリアGP 2/2
◆ダウンフォースを削りすぎると……!?
羽端:可夢偉は、今回は?
STG:スタート直後の接触がもらい事故になっちゃった。で、ウィングを壊して、それでタイヤも削っちゃったので、ピットインせざるをえなかった。
羽端:うんうん……。
STG:でも、その後は、チームも可夢偉も想像したよりずっとマシンの状態がよくて、オーバーテイクしまくり(笑)。でも、ギヤボックスがトラぶった。
羽端:ペレスも同じトラブルだったのかな。
STG:どうやら、ダウンフォースを削りまくっていくと、ブレーキングが不安定になる。それをいろいろと制御するのだけれど、その制御によってどこかにストレスが出る。それでギヤが悲鳴をあげた、ということのようです。
羽端:おお、そういうこともあるんですね!
STG:こっちも、ダウンフォースとギヤが関係あるとは知らなかった(笑)。
羽端:そうですね、ミッションに”来る”んだ・・・。
STG:で、去年とはタイヤも違えば、DRS(可変リヤウィング)も違う。状況が違うので、対応し切れていなかった。フェラーリのギヤボックスは、安全な”窓”が猛烈に小さい、ってことだと思います。
羽端:フェラーリ・チーム本体はトラブルが出なかったみたいですけど。
STG:当然、対策済です。ザウバーやトロロッソは同じものはもらえない。もちろん、表向きは同じパーツですけど、日進月歩のF1てすから、最も進化したものをワークスが着けて、ザウバーやトロロッソは当然後回しになりますからね。
羽端:それにしても、セブは強くなった。シンガポールで”決まり”じゃないですかね。表彰台に乗れば、チャンプは・・・?
STG:そのことは忘れましょう(笑)。
羽端:いや、こういうスーパースターが出て来た! そのことを喜んだ方がいいと思うんですよ。若いし、ルックスもいいし!(笑)
STG:ルックスは、かわいいだけかも(笑)。無精髭をなんとかしてくんないかな(笑)、特に鼻の下が見苦しい。
羽端:フフ、そこに来ましたか! その問題は、やや、あるよね!(笑)あと、「1位」ってことを言いたいんだろうけど、あの人差し指の立て方も、実はそんなに好きじゃない。ただ、今年の彼は、もはや、そういうところにしか”言いがかり”の付けようがなかったりして(笑)。
STG:図星!!(笑) いや、S.フェッテルが嫌いなんじゃないですよ。他の人にも勝ってもらって、ぎりぎりのバトルを見たいだけ、ってことで(笑)。