日本GPでフェッテル5連勝!!
グリッドで決勝スタートを待つS.フェッテルのマシンとクルー。作戦を完璧に遂行した。
2013F1GP第15戦日本GPは、セバスチャン・フェッテル(レッドブル)が優勝した。S.フェッテルの勝利は、第11戦ベルギーGPから5戦連続。
スタートでは、予選3位のロメイン・グロジャン(ロータス)がダッシュよく飛び出し、フロントローに並んだ2台のレッドブルをパスして1コーナーでトップに立った。2位にポールポジションからスタートしたマーク・ウェバー(レッドブル)、3位に予選2番手スタートのS.フェッテルが続いたが、終盤、展開が大きく変わった。
S.フェッテル(レッドブル)は、チームメイトのウェバーが10周目に早々にタイヤ交換を行なったのに対して、14周目に最初のタイヤ交換を行ない、その後、53周レースの37回目のタイヤ交換でゴールを目指した。ウェバーは、2回目のタイヤ交換を25周目に済ませ、そのままゴールを目指すかに見えたが、さらにもう一度、残り11周のところでピットを訪れてフェッテルの先行を許した。
また、フェッテルとタイトルを争うフェルナンド・アロンソ(フェラーリ)が4位に入り、タイトル決定は、次戦以降に持ち越しとなった。
第15戦日本GP終了時点で、フェッテル297、アロンソ207と圧倒的な差がついているが、残るは、インド、アブダビ、アメリカ、ブラジルの4戦。優勝者にと25点が与えられることから、アロンソが4連勝すれば、303点までポイントを伸ばせることになる。
一方、コンストラクターズポイントは、レッドブルが445ポイントでブッチギリのリードを保っているが、2番争いが拮抗し、予断を許さない展開になっている。日本GP終了時点で、アロンソの4位とマッサの10位で、コンストラクターズ・ポイントに13を加えたフェラーリだが、10ポイント差でメルセデスが続いており、4番手のロータスを含めて、今後、順位が入れ代わる可能性がある。
次の第16戦は、10月27日にニューデリーのブッダ・インターナショナル・サーキットで決勝レースが行なわれるインドGP。まだまだ、結末は見えない。
◆2013F1GP第13戦シンガポールGPトップ10
1. セバスチャン・フェッテル(レッドブル)
2. M.ウェバー(レッドブル)
3. R.グロジャン(ロータス)
4. F.アロンソ(フェラーリ)
5. K.ライコネン(ロータス)
6. N.フルケンベルグ(ザウバー)
7. E.グティエレス(ザウバー)
8. N.ロズベルグ(メルセデスAMG)
9. J.バトン(マクラーレン)
10. F.マッサ(フェラーリ)
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