スティングくんのドライバー紹介2014 — トロロッソ 編–
ジャン-エリック・ヴェルニュ
レッドブルの若手育成プログラムのレッドブル・ジュニア・プログラム出身で、今年は3年目のF1だね。去年、今年のインフィニティ・レッドブル・レーシングの次期ドライバー候補の一人だったけど、当時チームメイトだったダニエル・リカルドが選ばれて、ヴェルニュはチームのリーダーとして、トロロッソ残留することが決定したんだよね。
トロロッソで3年目を迎えたわけだけど、将来のレッドブル・ドライバーを育てるためのチームという性格上、入れ代わりが激しくて3年以上チームに在籍したドライバーはまだいないから、今年は勝負の年! 近年のF1は、レース中にリタイヤするマシンがすごく少なくなったけど、そんな中で去年、ヴェルニュはリタイア5回と比較的多かった。でもそれは5回ともマシントラブルか、もらい事故が原因だったから、そういう問題がないレースはすべて完走しているし、去年は自己最高位の6位という好成績も残してるよ。
STINGERでは名前をヴェルニュと表記してるけど、本人の発音だとは「ヴェーン」の方が近いみたい。あだ名はJean-Eric Vergneの頭文字、J、E、Vをくっつけたジェブだよ。だから、レーシングスーツの背中には「JEV」と書いてある。
カーナンバーに25を選んだ理由は、カート時代のナンバー。ちなみに、彼の誕生日は4月”25″日だから、もともとはそこからとったのかも?
■ヴェルニュのデータ
出身国:フランス
参戦:2012年
カーナンバー:25
タイトル:0
誕生日:1990年4月25日(23歳)
公式フェイスブック:https://www.facebook.com/jeanericvergne
■2013年の成績
総獲得ポイント数:13ポイント(15位/23人中)
ポール・ポジション:0回(19戦中)
表彰台:0回
リタイア:5回
最高位:6位
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ダニール・クビアト
ヴィタリー・ペトロフ以来のロシア人F1ドライバー。ロシア人といえば、ザウバー・F1・チームが今年のドライバーとしてセルゲイ・シロトキンを育成していたけど、結局、今年F1に参戦するロシア人ドライバーはクビアト一人だけ。多くのトロロッソ・ドライバーと同じように、クビアトもレッドブルの若手育成プログラム、レッドブル・ジュニア・プログラム出身だよ。去年参戦したGP3ではチャンピオンに輝いて、フォーミュラ3ヨーロッパにも参戦した。
ルーキーのクビアトは、去年の7月にトロロッソからヤングドライバーズ・テストに、12月のバーレーンでのタイヤ・テストにもトロロッソから参加してました。それから、今年は初めてロシアGPが開催されるから、ルーキーイヤーに開催される母国GPに出場できるわけ。いろいろと恵まれたドライバーだね。
カーナンバーに26を選んだ理由は、4月”26″日生まれだから。
出身国:ロシア
参戦:2014年
カーナンバー:26
タイトル:0
誕生日:1994年4月26日(19歳)
公式サイト:なし
公式フェイスブック:https://www.facebook.com/daniil.kvyat.1
公式ツイッター:https://twitter.com/Dany_Kvyat
■2013年の成績
今年が初参戦のためデータなし
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■スティングくんのメモ
去年のドライバーはダニエル・リカルドとヴェルニュ。ダニエル・リカルドは、昨年で引退したマーク・ウェバーの代わりにインフィニティ・レッドブル・レーシングのドライバーに昇格したよ。
去年、シーズン終了後の12月、今年用のタイヤ開発のためにバーレーンでテストが行われたんだけど、2014年のドライバーを2人とも参加させたのはトロロッソだけだった。
カーナンバーはヴェルニュが25番、クビアトが26番だから、チームメイト同士で連番になってるチームの一つだね。
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次回は4日(火)、ウィリアムズ・F1・チームのフェリペ・マッサとバルテリ・ボッタスを紹介します。お楽しみに!
写真素材:Getty Images
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