スティングくんのドライバー紹介2014 — マルーシア編–
毎週火曜日と土曜日の2回、2014年のF1ドライバーを紹介するコーナー! 第10回の今回は、マルーシア・F1・チームのジュール・ビアンキとマックス・チルトンです。
ジュール・ビアンキ
未来のF1ドライバーを育成するために、フェラーリが2010年に立ち上げたフェラーリ・ドライバーズ・アカデミーに初めて選ばれたドライバー。フランス出身に加えて、イタリアのフェラーリの育成ドライバーということもあって、フランス語、英語、イタリア語をしゃべれるよ。
今年、マルーシアで2年目のシーズンを過ごすわけだけど、去年は、レギュラー・ドライバーとしてF1デビューすることがチームから発表されたのは、3月17日の開幕戦の2週間前と超ギリギリのF1デビューだったんだよね。だからプレシーズン・テストに参加できたのは2日間だけ。
そのまま実戦に臨んだけど、元々、フォース・インディアのリザーブ・ドライバーを務めていたこともあるから、同チームやフェラーリのヤングドライバーズ・テストにも何度も参加した経験もあって、第2戦でライバルのケータハムとのコンストラクターズ・ランキング争いで重要な13位に入る健闘を見せた。やっぱりフェラーリの育成ドライバーはすごい?
好きな色はマルーシアのマシンと同じオレンジなんだって。
■ビアンキのデータ
出身国:フランス
参戦:2013年
カーナンバー:17
タイトル:0
誕生日:1989年8月3日(24歳)
■2013年の成績
総獲得ポイント数:0ポイント(19位/23人中)
ポール・ポジション:0回(19戦中)
表彰台:0回
リタイア:3回
最高位:13位
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マックス・チルトン
昨年、チームメイトのビアンキと一緒にF1にデビューした。F1デビュー前に自分のことを、”年齢に対してしっかり者で、何事もきっちりこなす”って評価してたんだけど、その通りに昨年、全戦完走を達成した唯一のドライバーだ。マクラーレンのバトンとペレスも全戦完走記録を打ち立てたけど、彼らはいくつかのレースが完走扱いだったのに対して、チルトンは全戦をちゃんとすべて走りきった。ルーキーなのにね!
モータースポーツ以外のスポーツでは、水上スキーなど水に関するスポーツや、ゴルフが好きなんだって。
兄弟でレースをやってて、お兄ちゃんは、世界ツーリング・カー選手権(WTCC)で優勝経験があるトム・チルトンだよ。
■チルトンのデータ
出身国:イギリス
参戦:2013年
カーナンバー:4
タイトル:0
誕生日:1991年4月21日(22歳)
公式ツイッター:https://twitter.com/maxchilton
■2013年の成績
総獲得ポイント数:0ポイント(23位/23人中)
ポール・ポジション:0回(19戦中)
表彰台:0回
リタイア:0回
最高位:14位
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■スティングくんのメモ
ドライバー・ラインナップが昨年と同じチームはメルセデスとマルーシアだけ。
チーム名は日本語では、マルシャ、マルシアと表記されることが多いけど、チーム社長のグレアム・ロードンは、チーム名をマルーシアと、”ル”の音を伸ばして発音しています。
マルーシアって、あんまり聞きなれない名前けど、今、ソチ・オリンピックで話題のロシアのスーパーカー・メーカーだよ。昨年まで唯一コスワース・エンジンを使っていたチームだけど、今年からフェラーリ・エンジンを使用する。ビアンキのおかげ?
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次回、11日(火)は最終回、ケータハム・F1・チームの小林可夢偉とマーカス・エリクソンを紹介します。お楽しみに!
写真素材:Marussia F1 Team
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フリー走行1回目
F1 ポイント・ランキング
F1ドライバーズ・ポイント | ||
---|---|---|
1位 | マックス・フェルスタッペン | 491ポイント" |
2位 | セルジオ・ペレス | 240ポイント |
3位 | ルイス・ハミルトン | 220ポイント |
F1 コンストラクターズ・ポイント | ||
---|---|---|
1位 | レッドブル・レーシング | 860ポイント |
2位 | メルセデス | 409ポイント |
3位 | フェラーリ | 406ポイント |