マグヌッセン、2014年に向けて準備を進める
2014年の戦いはすでに始まっている。
来季からマクラーレン・メルセデスのドライバーを務めるケヴィン・マグヌッセン(デンマーク/21歳)は、デビューシーズンに向けて、チームの拠点のマクラーレン・テクノロジー・センターで準備を進めている。
マグヌッセンはマクラーレンのドライバーを務めたこともある元F1ドライバー、ヤン・マグヌッセンの息子で、今年の7月におこなわれたヤング・ドライバーズ・テストにもマクラーレンとともに参加した。
今年、ワールドシリーズbyルノー3.5のチャンピオンに輝いたマグヌッセンは、冬のあいだは来年1月におこなわれる最初のF1テストに向け、彼のエンジニア、メカニック、トレーナーとともにシミュレーターを使って準備をしていく。
マグヌッセンは、2014年に向けた抱負をマクラーレンが6日(金)に発行したのリリースで次のように語った。
◆ケヴィン・マグヌッセン
「小さいときからマクラーレンは僕の生活の一部だったんだ。父のヤンはここでテスト・ドライバーをしてて、1995年にはグランプリも闘ってきたからね。いつもマクラーレンのために走ることを夢見てたから、ドライバーとしてとしてマシンを走らせるのは、マグヌッセンとしてものすごく特別なことだよ」。
「(マクラーレンからルーキーとしてデビューした)ルイス(・ハミルトン)は、僕がこれからやろうとしてることを成功させたし、それは僕にとってポジティブなことだよ。チームは、デビューイヤーに彼をF1で戦えるように準備ができてたからね。ルイスが成功したってことは、僕にとってプレッシャーにはならない。ルーキーでも成功できるってことを示してるし、僕にとってすごく励みになるよ」。
「(来年からルールが大きく変わるため、)誰にとっても新しいチャレンジになる。僕だけじゃなくて、みんな2014年のマシンについて理解していく必要があるんだ。F1に進むにはいいタイミングだよ。ほかのドライバーに比べて経験が不足してるから、その穴を埋めるには相当な努力が必要だろうね。それに、学ぶことがたくさんある。だけど、みんなそうしてくるだろうね。僕にとってはいいことだよ」。
「ジェンソンと仕事をするのは僕にとって有益だってことは間違いないね。彼はワールドチャンピオンだし、F1での経験も一番長いから、彼から学ぶことができる。来年、毎レースで彼のとなりで学んで、彼の意見やチームとの仕事ぶりを見ていくし、お手本にするのうってつけの人だよ」。
Photo by McLaren/LAT Photographic
【翻訳:STINGER】