アロンソ、2014年に向けた初仕事を完了
シミュレーターで作業の手順を確認したアロンソ。
スクーデリア・フェラーリは、フェルナンド・アロンソが2014年に向けた最初の仕事を完了したことを明らかにした。
13日(金)、フェラーリのファクトリーがあるマラネロでおこなわれた今回の作業では、ドライバーが2014年型マシンを走らせる際に必要なすべての手順を初めて確認、テストした。
作業はシミュレーター上でおこなわれ、担当したアロンソは、フェラーリ公式サイトで次のようにコメントした。
◆フェルナンド・アロンソ
「今日のシミュレーターでの作業の成り行きに満足してるよ。進行中作業に関するプログラムをすべて消化することができたし、それがヴァーチャルなものだったとしても、また走れてよかったよ。エンジニアと一緒にいろんなことをやったんだ。これからどんどん進んでいく学習プロセスをまだスタートさせたばかりだけど、貢献できてうれしいね」。
作業のあと、フェラーリのルカ・ディ・モンテゼモロ会長と面会するためにヘリでイタリア-ローマへ向かったアロンソは、会長が代表を務める遺伝的な病気を治療することを研究する財団のチャリティー・イベントに会長とともに出席する。
また、翌日にはフェラーリのレース活動に取り組む全スタッフが集まるクリスマスの昼食会、午後とその翌日にはフェラーリの全スタッフの子供たちのために、恒例のクリスマス会がが開かれる。このイベントは、フェリペ・マッサがフェラーリ・ドライバーとして参加する最後のイベントになる。
Photo by Ferrari S.p.A / FOTO STUDIO COLOMBO