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2014F1GP第3戦バーレーンGP決勝–歴史に残る壮絶バトル!!

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優勝のハミルトン+メルセデス(写真は予選時)。

2014F1GP第3戦バーレーンGPは、バーレーンのザヒール・サーキットで4月7日に決勝レースを行ない、メルセデスのルイス・ハミルトンが2連勝を飾った。

バーレーンGPは今年で10回目、記念すべきレースは今年から、夕刻にスタートし、夜の帳のなかでチェッカーフラッグを受けるナイトレースとなったが、ライトアップされた砂漠の中のコースは、歴史に残る名勝負の舞台を演出した。

予選でポール・ポジションを奪ったのはニコ・ロズベルグだったが、スタートでハミルトンが前に出て、56周レースを逃げきった。

しかし、ロズベルグも指をくわえて見物していたわけではなく、他チームを突き放す別格のペースでレースを進めながら、ハミルトンに食い下がり、最後まで気を抜けない展開となった。

残り10周で、グティエレス+ザウバーの横っ腹にマルドナルド+ロータスがつつく形でザウバーが転倒、1回転するアクシデントが起き、セーフティカーが入った。それを機に、メルセデスの二人はタイヤを交換したが、2番手のロズベルグが柔らかいタイヤを装着したのに対して、先頭のハミルトンは固いタイヤしか残っていなかった。柔らかいタイヤのグリップを利して、ロズベルグがトップを奪回するのではないかと想像できた。

しかし、ハミルトンは、渾身の集中力を発揮し、ギリギリのブロックを繰り出してポジションを護りきった。

また、2台のメルセデスからは引き離されつつ、3位にはフォース・インディアのセルジオ・ペレスが食い込み、その後方では、レッドブル、ウィリアムズ、フェラーリがそれぞれチームメイト同士のバトルを激しく展開する見応えのあるレースを見せた。

レースを終えた表彰台のインタビューアー役を引き受けたロックグループAC/DCのリード・シンガー、ブライアン・ジョンソンが、”歴史に残るレース”とコメントした通り、力を出し切るバトルが随所で観られた素晴らしいレースだった。

メルセデスは、3戦して3連勝、2連続1-2フィニッシュと、強さを持続している。

小林可夢偉+ケータハムは、20番手からスタートしたが、今回も15番手で完走した。

◆2014F1GP第2戦マレーシアGPトップ10
1. ハミルトン+メルセデス
2. ロズベルグ+メルセデス
3. ペレス+フォースインディア 
4. リカルド+レッドブル
5. フルケンベルグ+フォースインディア
6. フェッテル+レッドブル
7. マッサ+ウィリアムズ
8. ボッタス+ウィリアムズ
9. アロンソ+フェラーリ
10.ライコネン+フェラーリ
15. 小林可夢偉+ケータハム


Photo by MERCEDES AMG PETRONAS Formula One Team
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