2014F1GP第6戦モナコGP予選–ロズベルグ、薄氷のポールポジション!!
ニコ・ロズベルグ(メルセデス/ドイツ)が、2年連続でモナコGPのポール・ポジションを決めた。2番手は同僚のルイス・ハミルトン。
Q3のラストアタックで、その時点でトップタイムを記録していたロズベルグがミラボー・コーナー(ターン5)を曲がり切れずにオーバーラン。続いてアタック中だったハミルトンの逆転かに見えたが、ロズベルグのコースオフでペースダウンを求めるイエローフラッグが振られ、ハミルトンはアタック中断を強いられて逆転はならなかった。
また、徐々に調子を上げ始めているレッドブルが、GP2で二度のポール・ポジションからの優勝経験のあるモナコを得意とするダニエル・リカルドの活躍でスピードを見せ、これまでのメルセデス最強伝説が崩れるかに見えた。
しかし、Q2で、トップタイムのハミルトン+メルセデスに0.111秒差に追いついたリカルド+レッドブルは、結局3番手。フェッテル+レッドブルが続いた。
メルセデス、レッドブルの後に、フェルナンド・アロンソとキミ・ライコネンのフェラーリが続き、2台ずつのグリッドから明日のレースがスタートすることになった。
小林可夢偉+ケータハムは、まったくいうことを聞かないクルマに手を焼いてQ1で敗退。21番手から決勝レースをスタートする。
決勝レースは、24日日曜日の現地時間14時(日本時間21:00)にスタートし、3.34kmのリスキーなコースを78周して闘われる。
Photo by MERCEDES AMG PETRONAS Formula One Team