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フェラーリ快調、マクラーレン・ホンダ進化と足踏み–【中国GP金曜日トピックス】

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FP1でトップタイムを記録したフェラーリ。

2015 F1GP第4戦バーレーンGP初日、1時間半2回のフリー走行が行なわれ、2台のメルセデスが磐石の1-2タイムを記録した。

しかし、3番手以降との差はこれまでより縮まり、7番手までが1秒以内という拮抗した展開で興味深い週末を予感させる結果となった。

◆今回はロズベルグ先行のメルセデス
中国GPで、ハミルトンがゆっくり走って、2位ロズベルグに追いついてきたフェッテル+フェラーリ にチャンスを与えたのではないか、という一悶着があったことで、ニコ・ロズベルグの闘いぶりに注目が集まっていた。

そのロズベルグが金曜日を締めくくるフリー走行2でハミルトンに先んじた。まだまだ金曜日で、それぞれ思い思いのプログラムを進めているからタイム比較は意味がないとは言え、週末の流れを楽しみにする興味深いデータではある。

◆ライコネン+フェラーリ、ロングランで好タイム!!
今シーズン、パワーユニットの進化でポテンシャルアップしているフェラーリ。

フリー走行1では、ライコネン+フェラーリがトップタイムを記録して、イタリアを大喜びさせた。フリー走行2でも、2台のメルセデスに続いてライコネンとフェッテルが僅差で続いた。

面白いのは、メルセデスとフェラーリの2人の差が、それぞれ0.1秒ほどの僅差であり、これまでの3戦とチームメイトの順番が変わっているところだ。チームメイトバトルも、ここでの注目だ。

◆拮抗した先陣争い
トップ4は、マシン差でメルセデスとフェラーリが並んだが、5番手以下は、ボッタス+ウィリアムズ、リカルド+レッドブル、マルドナド+ロータス、ナッセ+ザウバーが入り交じってコンマ5秒以内にひしめいている。

◆次の段階に進んだマクラーレン・ホンダ
マクラーレン・ホンダは、2台の足並みがそろわない。フリー走行1開始早々にジェンソン・バトンがストップ、フリー走行2でも、コースにマシンを停める映像が世界中に流れた。原因は今のところ発表されていないが、パワーユニット関連の不具合が予測されている。

しかし、一方のフェルナンド・アロンソは、当面のライバルであるフォース・インディアを後ろに従え、フリー走行1では7番手、フリー走行2では、トロロッソとロータスの一角に食い込む12番手を記録した。

順調に進化を続けてはいるものの、上に上がれば難易度は高くなる。マクラーレン・ホンダは次の試練に挑んでいる。

フリー走行3は、土曜日の現地の15時(日本時間21時)、予選は、現地の18時(日本時間24時)から行なわれる。




◆2015F1GP第4戦フリー走行2結果
1. ロズベルグ+メルセデス
2. ハミルトン+メルセデス
3. ライコネン+フェラーリ
4. フェッテル+フェラーリ 
5. ボッタス+ウィリアムズ
6. リカルド+レッドブル
7. マルドナド+ロータス
8. ナッセ+ザウバー
9. クビアト+レッドブル
10. マッサ+ウィリアムズ
11. エリクソン+ザウバー
12. アロンソ+マクラーレン・ホンダ
13. グロジャン+ロータス
14. サインツ+トロロッソ
15. フルケンベルグ+フォースインディア
16. フェルスタッペン+トロロッソ
17. ペレス+フォースインディア 
18. スティーブンス+マノー・マルーシア
19. バトン+マクラーレン・ホンダ
20. メルヒ+マノー・マルーシア

Photo by Ferrari S.p.A
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