FIA、2015年のドライバーのカーナンバーを発表
フェッテルは5を、ハミルトンは引き続き44を使用。ロータスは今年と同じく承認待ちに。名称変更の可能性も?
FIA(国際自動車連盟)は22日(月)、2015年のエントリー・リストを発表し、各ドライバーの正式なカーナンバーを発表した。
「1」は前年のタイトルを制したドライバーが任意で選択できるが、メルセデスAMG・ペトロナス・フォーミュラ・ワン・チームのルイス・ハミルトンは今年と同じ「44」を選択した。一方、今年は「1」を使用していたスクーデリア・フェラーリのセバスチャン・フェッテルは、「1」が使えなくなったときに選んでいた「5」を使用することになったため、来年は「1」を使用するドライバーがいないシーズンになる。
基本的に一度選んだナンバーはキャリアのあいだは使用し続けることになり、フェッテル以外の2014年のチャンピオンシップに参戦したドライバーのナンバーはすべて今年と同じものになっている。
また、来年から参戦するスクーデリア・トロロッソのマックス・フェルスタッペンは「33」、カルロス・サインツJr.は「55」、ザウバー・F1・チームのフェリペ・ナッセは「12」をそれぞれ選択した。
エントリー・リストにはまだ、マルーシアだったマノー(マノー・F1・チーム/Manor F1 Team)とケータハム(CF1・ケータハム・F1・チーム/CF1 Caterham F1 Team)の名前が残っている。どちらもチーム名に承認待ちの印が付けられている状態で、ドライバーの欄は”未定”となっているが、マノーはシャシー名(シャシー製造者名)に承認待ちの印があるものの、ケータハムの方には印は付けられていない。
承認待ちの印が付けられているのはマノーとケータハムだけでなく、来年はルノーからメルセデス・エンジンに載せかえるロータス・F1・チームのチーム名にも承認待ちの印が付けられている。ちなみに、ロータスは今年の1月10日(金)に発表された2014年のエントリー・リストでも承認待ちの状況だった。
2015の各ドライバーのカーナンバーは次の通り。
チーム | ドライバー | カーナンバー |
---|---|---|
メルセデス(メルセデス) | ルイス・ハミルトン | 44 |
ニコ・ロズベルグ | 6 | |
レッドブル(ルノー) | ダニエル・リカルド | 3 |
ダニール・クビアト | 26 | |
ウィリアムズ(メルセデス) | フェリペ・マッサ | 19 |
バルテリ・ボッタス | 77 | |
フェラーリ(フェラーリ) | セバスチャン・フェッテル | 5 |
キミ・ライコネン | 7 | |
マクラーレン(ホンダ) | フェルナンド・アロンソ | 14 |
ジェンソン・バトン | 22 | |
F.インディア(メルセデス) | ニコ・フルケンベルグ | 27 |
セルジオ・ペレス | 11 | |
トロロッソ(ルノー) | マックス・フェルスタッペン | 33 |
カルロス・サインツJr. | 55 | |
ロータス(メルセデス)※ | ロメイン・グロジャン | 8 |
パストール・マルドナド | 13 | |
ザウバー(フェラーリ) | マーカス・エリクソン | 9 |
フェリペ・ナッセ | 12 | |
マノー(フェラーリ)※ | 未定 | – |
未定 | – | |
ケータハム(ルノー)※ | 未定 | – |
未定 | – |
()内は使用エンジン。
※ロータスとケータハムはチーム名、マノーはチーム名とシャシー名(シャシー製造者名)がそれぞれ承認待ち。
Photo by Ferrari S.p.A