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ドラマ含みのナイトレース–2016F1GP第15戦シンガポールGP初日トピックス

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ナイトレースとしてすっかり定着したシンガポールGPは、今年も、セーフティゾーンがなく、バンピーなマリーナベイ・ストレート・サーキットでスペクタクルな週末をスタートした。

イギリス時間に合わせるナイトレース。通常のGPとは若干異なるタイムスケジュールで金曜日は進んだ。午後18時からと21時半からそれぞれ1時間半のフリー走行が行なわれたが、機先を制したのはレッドブルだった。セッション開始前に、ここでF1GP200戦目を迎える最速チームのメルセデスのニコ・ロズベルグの”予言”が当たったかっこだ。

ロズベルグは、「モナコでレッドブルがポールポジョンを取ったけれど、ここでも似たようなことが起きる」と語っていた。そのロズベルグは、フリー走行1でセーフティゾーンのないリスキーなコースの餌食になり、ノーズをバリアに当ててウィングを破損して出鼻をくじかれ、マックス・フェルスタッペンとダニエル・リカルドが1-2を形成したフリー走行1では、苦い週末のスタートになったが、フリー走行2できっちりトップタイムを記録した。

一方、ポイントでロズベルグを2点リードしているルイス・ハミルトンは、フリー走行2の中盤でオイルリークか、マシンを降りてセッションを終了、ロズベルグとの戦いに不安を残すスタートとなった。

フリー走行2ではキミ・ライコネンのフェラーリが2番手に着け、宿敵レッドブルを上回ったが、セバスチャン・フェッテルが2台のレッドブルに続き、フェラーリvsレッドブルのバトルの激化を予感させた。

マクラーレン・ホンダにとって、比較的低速のマリーナベイ・ストリート・サーキットは好レースが期待できる。しかし、ジェンソン・バトンがフリー走行開始早々にコース上にストップ、フェルナンド・アロンソは、フリー走行2終了間際に、こちらもトラブルでコースを外れるトラブルサムな初日となった。

それでも、マクラーレン・ホンダの2台は、フリー走行2でアロンソ9番手、バトン11番手と、予選でQ3進出に望みを託せるポジションを保っている。

◆2016F1GP第15戦シンガポールGPフリー走行2
 1. ロズベルグ+メルセデス
 2. ライコネン+フェラーリ
 3. フェルスタッペン+レッドブル
 4. リカルド+レッドブル
 5. フェッテル+フェラーリ
 6. フルケンベルグ+フォースインディア
 7. ハミルトン+メルセデス
 8. サインツ+トロロッソ
 9. アロンソ+マクラーレン・ホンダ
10. クビアト+トロロッソ
11. ペレス+フォースインディア 
12. バトン+マクラーレン・ホンダ
13. グティエレス+ハース
14. マッサ+ウィリアムズ
15. ボッタス+ウィリアムズ
16. マグヌッセン+ルノー
17. パーマー+ルノー
18. ナッセ+ザウバー
19. グロジャン+ハース
20. エリクソン+ザウバー
21. ウェーレイン+マノー
22. オコン+マノー

Photo by Red Bull Racing / Getty Images/Red Bull Content Pool
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