レッドブル、メルセデスに肉薄。マクラーレン・ホンダまずまず–2016F1GP第18戦アメリカGP初日トピックス
鈴鹿から2週間、日本のファンにとって大きな時差となるアメリカ・ラウンドが始まった。
まずは北米テキサス州オースチンのアメリカGP、次週にメキシコGP、そこから1週間開けてブラジルGPが続く。
アメリカGP初日は、いつも通り、メルセデスの大きなリードで幕開けした。残すところ4戦。タイトルの行方は33点リードのニコ・ロズベルグ有利。ルイス・ハミルトンが望みを棄てずに戦い抜くかどうかが注目されている。
午前中のフリー走行1ではハミルトンがリードしたが、フリー走行2では、ロズベルグがポイントリーダーの面目躍如のトップタイムをマーク。だが、2番手はダニエル・リカルドのレッドブルが0.19秒と、僅差で迫り、熱戦を予感させている。
リカルドは、ロングランで1分42秒台を連続して記録。安定した周回は、メルセデスの驚異になる可能性をみせている。
日本GPで力を出せずに低迷したマクラーレン・ホンダは、フリー走行2でジェンソン・バトンが8番手、フェルナンド・アロンソが9番手。セッティングが決まらないライコネン+フェラーリが10番手にいるが、まずまずの初日を終えた。
◆第18戦アメリカGPフリー走行2結果
1. ロズベルグ+メルセデス
2. リカルド+レッドブル
3. ハミルトン+メルセデス
4. フェッテル+フェラーリ
5. フェルスタッペン+レッドブル
6. フルケンベルグ+フォースインディア
7. ペレス+フォースインディア
8. バトン+マクラーレン・ホンダ
9. アロンソ+マクラーレン・ホンダ
10. ライコネン+フェラーリ
11. サインツ+トロロッソ
12. マグヌッセン+ルノー
13. ナッセ+ザウバー
14. ボッタス+ウィリアムズ
15. クビアト+トロロッソ
16. マッサ+ウィリアムズ
17. パーマー+ルノー
18. グロジャン+ハース
19. オコン+マノー
20. エスティバン・グティエレス
21. エリクソン+ザウバー
Photo by Red Bull Racing / Getty Images/Red Bull Content Pool