ハミルトン先行、ロズベルグにプレッシャー–2016F1GP第21戦(最終戦)初日トピックス
2016F1GPの最後を飾るアブダビGPがヤス・マリーナ・サーキットで幕を開けた。
多くの話題を集めるこのレース最大の注目は、ニコ・ロズベルグとルイス・ハミルトンのタイトルマッチ。ロズベルグ367点、ハミルトン355点の12点差。ハミルトンは優勝しても、ロズベルグが4位以下でないとタイトルを取れないが、初めてのワールドチャンピオンのプレッシャーが、ポントリーダーのロズベルグにのしかかる。
初日は、午前中のフリー走行1も午後のフリー走行2もハミルトンが最速タイムを記録して、ロズベルグへのプレッシャーをさらに大きくした。
フリー走行2でセバスチャン・フェッテル(フェラーリ)が2台のメルセデスに続いたが、終盤にギヤボックスを壊してコース上でストップ。マックス・フェルスタッペンとダニエル・リカルドのレッドブル勢が、4-5番手に着けた。
ロン・デニスが代表を退き、ザック・ブラウンが招かれたマクラーレン・ホンダは、午後のフリー走行2でフェルナンド・アロンソが11番手、今回が最後のF1GPとなるジェンソン・バトンが12番手を記録し、Q3進出に望みをつないだ。
バトンと同じく、今回が引退試合になるフィリッペ・マッサ(ウィリアムズ)は、10番手で初日を終えた。
◆2016F1GP第21戦(最終戦)フリー走行2
1. ハミルトン+メルセデス
2. ロズベルグ+メルセデス
3. フェッテル+フェラーリ
4. フェルスタッペン+レッドブル
5. リカルド+レッドブル
6. ライコネン+フェラーリ
7. ボッタス+ウィリアムズ
8. ペレス+フォースインディア
9. フルケンベルグ+フォースインディア
10. マッサ+ウィリアムズ
11. アロンソ+マクラーレン・ホンダ
12. バトン+マクラーレン・ホンダ
13. グティエレス+ハース
14. グロジャン+ハース
15. パーマー+ルノー
16. オコン+マノー
17. ウェーレイン+マノー
18. ナッセ+ザウバー
19. エリクソン+ザウバー
20. マグヌッセン+ルノー
21. サインツ+トロロッソ
22. クビアト+トロロッソ
Photo by MERCEDES AMG PETRONAS Formula One Team