ニコ・ロズベルグ、チャンピオンに輝く!!–2016F1GP第21戦(最終戦)決勝
2016F1GP最終戦がアブダビのヤス・マリーナ・サーキットで行なわれ、ニコ・ロズベルグが、リーダーの座を守ってワールドチャンピオンを獲得した。
ニコ・ロズベルグvsルイス・ハミルトンの12点差のタイトルマッチとなったレースは、2016年に史上最大の21戦で行なわれた最終戦のアブダビGP。4戦連続のポールポジションからスタートしたルイス・ハミルトンが優勝したが、ニコ・ロズベルグは、終盤、追い上げてきたセバスチャン・フェッテル(フェラーリ)とレッドブルの2台を凌ぎきり、2位を守りきって、父ケケ・ロズベルグに続いてワールドチャンピオンの称号を手にした。
終盤、レースをリードし続けたルイス・ハミルトンは、ペースをコントロールして後続をニコ・ロズベルグに近づけ、逆転タイトルを画策、チームからの”ペースを上げろ”の指示を無視して、ゴール時点で、トップ4の差は僅か1.685秒に縮まったが、順位は変わらず、逆転はならなかった。
マッサ+ウィリアムズとバトン+マクラーレン・ホンダが最後のF1GP、フェリペ・マッサは9位入賞で最後のレースを飾った。ジェンソン・バトンは、中盤、サスペンション折損というF1らしくないトラブルで最後のレースを残念な幕切れとした。
一方、9番手からスタートしたアロンソ+マクラーレン・ホンダは、スタートで8位にジャンプ、終始入賞圏内を守ってシーズンの締めくくりを10位で終え、2017シーズンに期待をつないだ。
フェリペ・マッサとジェンソン・バトンが去り、ストフェル・ヴァンドーン、ランス・ストロールが注目株として参戦する2017年シーズンは、3月26日にオーストラリアGPで再び21戦のバトルが幕を開ける。
◆2016F1GP第21戦(最終戦)
1. ハミルトン+メルセデス
2. ロズベルグ+メルセデス
3. フェッテル+フェラーリ
4. フェルスタッペン+レッドブル
5. リカルド+レッドブル
6. ライコネン+フェラーリ
7. フルケンベルグ+フォースインディア
8. ペレス+フォースインディア
9. マッサ+ウィリアムズ
10. アロンソ+マクラーレン・ホンダ
11. グロジャン+ハース
12. エスティバン・グティエレス
13. オコン+マノー
14. ウェーレイン+マノー
15. エリクソン+ザウバー
16. ナッセ+ザウバー
17. パーマー+ルノー
※以下、リタイア
サインツ+トロロッソ
クビアト+トロロッソ
バトン+マクラーレン・ホンダ
ボッタス+ウィリアムズ
マグヌッセン+ルノー
[STINGER]
Photo by MERCEDES AMG PETRONAS Formula One Team