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タイヤから見た日本GP–3種類の振り分けを楽しんでみる

鈴鹿のタイヤ配分。13セットを3種類でどう振り分けるか。注目ポイントは、いくつもある。メルセデスとフェラーリの2台の振り分けが同じ。マクラーレンは果敢な選択。フォースインディアはコンサバ?! などなど。

 

週末の日本GPを控えた鈴鹿サーキットに、マシンや機材が運び込まれ、ムードが高まっている。気になるのは天気だ。

天気予報によると、日曜日はドライコンディションになりそうだが、週末に向って気温が下がる見込みの中で、金曜日と土曜日は雨模様を報じている。

金曜日のフリー走行で、チームが確認しておきたいプログラムの重要な項目にタイヤの使い方がある。特に鈴鹿は、舗装路面のグリップが高く、タイヤへの攻撃性が高いコースとして知られている。

特に、セクター1は、高速の1-2コーナーだけでなく、テクニカルと言われているS字区間も高いスピードを保つことが要求され、結果としてタイヤに大きなストレスがかかる。

となると、硬めのタイヤを選択するべきだが、名前のイメージよりもピレリのタイヤは“硬め”の傾向があり、新たなコンパウンドが投入された今年も、その傾向は変わっていない。

つまり、今回鈴鹿に供給される、ミディアム、ソフト、スーパーソフトの3種類のうち、スーパーハード(⬅︎スーパーソフトの誤り)でも充分な距離を走れてしまう可能性が高い。

鈴鹿名物のS字から逆バンクを抜けるセクター1。写真は、スーパーフォーミュラのガスリー。

とはいえ、それはあくまでデータ上でのことであり、実際には金曜日に走ってみなければわからないのだが、その金曜日が雨。天気予報が当っていれば、チームやドライバーは、頭を抱えたままでレースを待つことになる。

もちろんそれは観る方にとって、“どうなるかわからない”脚本を意味して、レースが面白くなる、ということだ。

◆3種類のタイヤの選択を見ておく

各ドライバーは、週末に13セットのタイヤがピレリから供給される。鈴鹿では、ミディアム、ソフト、スーパーソフトが割り当てられる。3種類の中から、自由にセット数を決められるのだが、その割り振りに、チームやドライバーの考え方でかいま見得て面白い。

*メルセデスとフェラーリのふたりが、それぞれ同じセット数
→ハミルトン+メルセデスとフェッテル+フェラーリ、ボッタス+メルセデスとライコネン+フェラーリがそれぞれ、1-5-7セット/2-4-7セットで同じ。

*マクラーレン・ホンダは、二人とも、1-2-10セット
ブリヂストン出身の今井エンジニアは、かなり攻め込んだ設定をしている。

*フォースインディアは、二人とも、3-3-7
同じくブリヂストン出身の松崎エンジニアは比較的コンサバな考え方?!

という風にデータを眺めると、レースがますます楽しみになってくる。

さて、レースはどうなるか。その前に、金曜日の天気が気になってきた。

 

[STINGER]山口正己

 


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