トロロッソ・ホンダのカラーリング–カウントダウン企画 2018F1GP開幕まであと96日
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F1に限らず、モーターレーシングの基本は“美しいこと”。2018トロロッソ・ホンダが今年のトロロッソのように美しいマシンであってほしい。
(97からつづく)
ところで、気になるのは、トロロッソ・ホンダのカラーリングだ。2017年のトロロッソは、F1史上最高の美しさと評判だった。さて、2018年がどうなるのか。同じトーンを是非とも踏襲してほしいところだ。
カラーリングには、実は“コツ”がある。まず、色数。“3色以内”がキモであることは案外知られていない。
最も分かりやすい例で行くと、マールボロカラーのマクラーレンが好例だ。白地に蛍光オレンジ。そこに許されるロゴは、マットブラックか白だけ。スポンサーは、それぞれの色を希望するけれど、実際にメインスポンサーのマールボロ・カラーに載せた場合、最も際立つのが、モノトーンであることを徹底的な検証で確立した上での決定だった。
なので、ケンウッドも、ヤマザキマザックも、GSバッテリーも、そしてヒューゴBOSSもTAGホイヤーも、マクラーレンの規定に従い、結果として、効果的なプロモーション活動ができた。
さて、2018年のトロロッソ・ホンダ、どんなカラーリングになるのか、楽しみ。
(95につづく)
[STINGER]山口正己