残念、クビサ!!–カウントダウン企画 2018F1GP開幕まであと69日
(70日からつづく)
新シーズンに向けてハートチューニング!!
ロベルト・クビサがF1に復活するか、大いに期待されたが、残念ながら2018年はリザーブドライバーに納まりそうだ。
クビサは、ザウバー→BMW、ルノーと先鋭的な活躍をした後の2011年シーズン前に出場したラリーでクラッシュ、ガードレールが車内に突き刺さり、その先端が刺さるアクシデントで瀕死の重症を負った。それが原因でF1活動を断念させられ、苦しいリハビリ生活を送った。
その後、凄まじいリハビリの後にテストを受けたが、F1は無理と思われていた。だが、昨年のシーズンオフに、思い出したようにウィリアムズのテストに再登場、セルゲー・シロトキンとシートを争い、交渉は有利に進んでいると伝えられていた。
結果として、ウィリアムズは背後にスポンサーを持つロシアのシロトキンを選び、クビサはリザーブになる模様だが、まさしく不屈の精神で甦ったポーランドの33歳にエールを送らずにはいられない。
(68日につづく)
[STINGER]山口正己
写真素材by Renault Sport Formula One Team