どこが勝つかも気になるけれど–カウントダウン企画 2018F1GP開幕まであと43日
新シーズンに向けて鼓動が高まる!!
(44日からつづく)
メルセデスが今年も最強伝説を続けるのか、それとも、フェラーリやレッドブル、もしかするとあのチームが・・・・という想像も楽しいが、反対側の見方もある。気になるのは、テールエンダー争い。
去年の闘いでは、ザウバーが年間獲得ポイント「5」で、ダントツのテールエンダーったが、今年は、アルファロメオのスポンサーを得て元気になるはず、という見方がある。となると、ザウバーの前のコンストラクター9番手は、なんとマクラーレンだ!!
ブーリエ代表によれば、ホンダのパワーユニットから開放されたマクラーレンは、すでに去年からシャシーポテンシャルはトップ3のポテンシャルががあり、となると、メルセデス、フェラーリ、レッドブルに次ぐ少なくとも4番手にいる予定だが、果たしてどうか。
今年から搭載するルノー・エンジンは、レッドブルと本家ルノーとマクラーレンが使うが、レッドブルは当然として、去年アラン・プロストを代表に迎えてチーム創りをコツコツ進めたルノーである。おいそれと同じエンジンのマクラーレンに先んじられることは考えにくい。さらにホンダより大柄であることも既報のとおり。マクラーレンが苦労することは明白だ。
残るフォースインディアとウィリアムズは、メルセデスのパワーユニットを持っていて安定路線。とすると、残るはトロロッソとハースだけになる。
トロロッソ・ホンダの躍進は間違いないと思いたいから、ハースとマクラーレンがどう闘うかというところになる?
頼りになるのはフェルナンド・アロンソとストフェル・ヴァンドーンのポテンシャルだが、ブーリエさんのために、ハースとザウバーとマクラーレンがテールエンダーを争う三つ巴にならないことを祈っておきたい。
[STINGER]山口正己
Photo by McLaren/LAT Photographic