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美しくなければF1ではない!!—-カウントダウン企画 2018F1GP開幕まであと9日


▲こちら、メルセデスのペイントのご紹介。

新シーズンに向けて秒読みが始まった!!

10日からつづく)

F1、インディカー、スーパー・フォーミュラは、同じフォーミュラカーだ。多分、レースをあまり知らないと、どれがどれだか見分けが着かないだろう。しかし、よく見ると違いが見えてくる。F1やインディカーが際立っているのは、カラーリングの考え方かもしれない。

常に新品の塗装。これもF1クォリティ。

F1やインディカーのチームは、”ペイントショップ”などと呼ばれる塗装スペースを持っていて、基本的に毎戦、化粧直しされているから、常にマシンはピッカピカ。それも、レタッチとかのレベルではなく、軽量化も考慮して、塗装を剥離した上で再塗装している。

これは、たとえばロン・デニス時代のマクラーレンの表現を借りれば、”ピットガレージはショールーム”だからだ。パトーナー企業のロゴが汚れているなど、もっての外。たとえば、雨でメカニックのスニーカーが汚れることを考えて、メカニックには、毎戦、数足のスニーカーが渡されるのが常識だったりする。

そういう理由で、F1マシンのボディは、常に完璧にピカピカ。そこで見分けが着くかもしれない。ただし、塗装は、単に綺麗ならいいのではない。塗料の重量は馬鹿にならず、いかに薄く塗るかもノウハウだ。

美しい。

以前、1/43スケールモデルのプロモデラーだった友人が、どこかのF1GP会場で、クラッシュしたマシンの塗料片を拾ってきて調べたら、なんと、彼が1/43モデルに塗っているより塗装幕が薄かったという冗談のような話もある。

徹底的に研究されるのは、マシンを速くするテクノロジーだけではない。ピカピカのマシンがアルバートパークに、もうすぐ並ぶ。

STINGER 山口正己
Photos by Red Bull Toro Rosso HONDA

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