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◆シリーズ・バーチャルセーフティ・カー◆その1・F1ドライバーの体力を知る

テニスボールでエクササイズ中のピエール・ガスリー。トロロッソ・ホンダがいいレースができますように❣️

記録だけでなく、記憶に残すために:その1・F1ドライバーの体力を知る

アスリート。スポーツ選手の中でも、テクニックや能力が際立つ仲間、というような意味です。レッドブル・アスリートなら、レッドブルが選んだ凄いやつら、というような意味。もちろん、F1を初めとするレーシングドライバーはアスリートです。

さて、F1ドライバーに限らず、レーシングドライバーが体力が必要な理由は、ハンドルを回す力が必要なためだけでもなく、横Gに耐える首を鍛えるためだけでもないらしい。もちろん、筋力は必要だけれど、もっと重要なことがある。それは、頭に酸素を回すこと。

脳味噌は、活動のために酸素を消費する。酸欠状態では脳味噌の働きが鈍くなり、高速で移動するクルマを瞬間的な判断でコントロールするためには、だから酸素を十分に取り込む身体が必要、ということです。

極端な話、マラソンの最後のコーナーで、息絶え絶えのヘロヘロ状態になったとしても、何とか気合でゴールにたどり着ける。けれど、自動車レースはそうはいかない。朦朧(もうろう)とした状態ではコントロールを失って、クルマや人が危険だ。そうならないために、最後まで明晰な思考回路を残しておく。そのために脳味噌には最後まで十分な酸素が必要なことは誰にでもわかります。

もちろん、マラソンも、レースの組み立てやペース配分の部分で頭を使わなければならず、トップクラスの選手は、頭の悪くては勤まらないという結論になる。実はアスリートは総て頭に酸素を回す身体を持っている、ということになるのです。中でも、レーシングドライバーは、高速で移動するクルマを瞬時にコントロールするという意味で、他の競技以上にアスリートであることが求められる、というわけです。

STINGER 山口正己
Photo by Red Bull Toro Rosso HONDA

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