フェラーリ、本物の速さ/トロロッソ・ホンダ大健闘–2018 F1GP第2戦予選
フリー走行3から2時間、灼熱を冷やす夕刻、18時から始まった予選で、フェラーリのスピードが本物であることが立証された。フェラーリは鉄壁の1-2。セバスチャン・フェッテルが週末、終始リードされ続けていたキミ・ライコネンを僅差で下してポールポジションを決めた。
ハミルトン+メルセデスは、開幕戦でトラブルを抱えていたことが金曜日に発覚したギヤボックス交換で、5グリッドダウンが決まっていたが、今週末は、いつものキレがなく、フェラーリ2台とボッタス+メルセデスに続く4番手タイムに終わった。
大健闘はトロロッソ・ホンダのピエール・ガスリー。Q1、Q2とも、最終アタックでポンとタイムを上げ、フェルスタッペン+レッドブルがQ2でクラッシュした中で三強に続く6番手を記録。ハミルトン+メルセデスのグリッドダウンで、5番グリッドからレースをスタートする。
ピエール・ガスリーは、昨年のデビュー以来、予選最高位は15位だったが、大金星のグリッドとなった。
トロロッソ・ホンダの同僚ブレンドン・ハートレーは、Q2でノックアウトを喫したが、ギリギリの11位。「最終コーナーでのミス」がなければ、という惜しいQ2敗退。トロロッソ・ホンダは悪くないスピードを発揮した。
日曜日の決勝レースは、夕闇迫る18時にスタートする。バーレーンGP放送スケジュールはこちら
◆バーレーンGP予選結果
1. フェッテル+フェラーリ
2. ライコネン+フェラーリ
3. ボッタス+メルセデス
4. ハミルトン+メルセデス
5. リカルド+レッドブル
6. ガスリー+トロロッソ・ホンダ
7. マグヌッセン+ハース
8. フルケンベルグ+ルノー
9. オコン+フォースインディア
10. サインツ+ルノー
—-以下、Q2落ち
11. ハートレー+トロロッソ・ホンダ
12. ペレス+フォースインディア
13. アロンソ+マクラーレン
14. ヴァンドーン+マクラーレン
15. フェルスタッペン+レッドブル
—-以下Q1落ち
16. グロジャン+ハース
17. エリクソン+ザウバー
18. シロトキン+ウィリアムズ
19. ルクレール+ザウバー
20. ストロール+ウィリアムズ
[STINGER]山口正己
Photo by Red Bull Toro Rosso HONDA