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怖さ100倍!!のハイリスク・バトル–週末は超高速アゼルバイジャンGP

リスキーさではモナコもたじたじ。なにせストレートが長く、スピードが高い。

今週は、F1GP第4戦アゼルバイジャンGPが行なわれる。世界遺産の中の超高速レースは3回を向かえる。

2016年は、ヨーロッパGPとして行なわれ、2017年から正式にアゼルバイジャンGPの名で開催された。最大の特徴は、重厚な世界遺産とは裏腹に、長いストレートと狭いコーナーの織りなす超高速スペクタクル・コース。スピードが高い分だけ、同じ市街地でも、モナコよりリスクが高い。

そのリスクがドライバーの脳内にアドレナリンを放出しまくり、手に汗握るレースが予測されるが、面白いのは、2016年の初開催の時、サポートレースのGP2(現在のF2)でセフティカーが出動するアクシデントが連発したのに対して、F1は、比較的平穏無事だったこと。

その理由は、通常、ドライバーの“出勤時間”より前に開催されるGP2のレース2が、日曜日の午後に開催され、ほとんどのF1ドライバーがモーターホームでその模様をテレビ観戦していたからだったかもしれない。あまりの酷いレースに怖じ気づいて、さすがのF1ドライバーもおとなしくなった、ということか。

しかし、2年目は、誰もおとなしくしなかった。その結果、セフティカーが導入され、セフティカーラン中に、セバスチャン・フェッテルがトップのルイス・ハミルトンに追突し、カッとなったフェッテルがハミルトン+メルセデスに軽く体当たりするハプニングまで起きた。

優勝はリカルド+レッドブル、2位にボッタス+メルセデスが食い込んだが、チェッカーギリギリでストロール+ウィリアムズをパスするドラマチックなエンディングとなった。もちろん、18歳のカナダ人は初表彰台を喜んだ。

さて、今年も、超高速の世界遺産の中の異次元空間は、ドラマの予感満載で週末を待っている。

[STINGER]山口正己
Photo by Haas F1 Team LAT Photographic

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