6番手にグロジャン、ハースF1が来た!!
F1フランスGPで、ハースF1が大躍進だ。フリー走行2でグロジャン+ハースが、6番手のタイムを記録した。
もちろん、まだ金曜日、しかし、6番手は、三強に食い込むポジジョン。ストレートが長く、パワーユニットの“馬”がものをいうコースでメルセデスの前のこのポジションは、カナダで投入したアップデイトが正しかったことを意味している。
アップデイトが正しかった、というのは、アップデイトの内容そのものもだが、シーズンを見渡す“エンジニアリング”の結果、他チームがそろってスペインGPでアップデイトを実施したのに対して、投入時期をカナダに設定したのは、小松礼雄レースエンジニアの“チーム・エンジニアリング”の賜物といえる。
予選/決勝で真価は問われるが、マグヌッセン+ハースも9番手に着け、まずは上々の滑り出しを見せたハースF1に注目しておきたい。
[STINGER]山口正己
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