ハミルトン、F1ポイントリーダーに返り咲き
フランスGPの上位3人に送られた“新感覚”（?）のトロフィー。
25日日曜日にポールリカール･サーキットて行なわれた2018F1GP第5戦フランスGPで、ルイス･ハミルトンは危なげないレースに圧勝し、セバスチャン･フェッテル（フェラーリ）からポイントリーダーの座を取り戻した。
とはいえ、今シーズンのルイス･ハミルトンは、ここまでの8戦で今回がまだ3勝目、すでにフェッテルは、開幕2連勝を含む3勝を記録しており、これまでのような楽な展開ではないシーズンを過ごしている。
さらに、今回のフランスGPでは、セバスチャン･フェッテルがスタート直後に、ハミルトンの同僚のバルテリ･ボッタスと戦職してノーズ交換でピットインしており、タラレバが許されるなら、フェッテルがそのアクシデントに遇わずにグリッドポジション通り2位でゴールしてい“れば”、ポイントは逆転しなかった。
ただし、フランスGPに投入したアップデイトしたパワーユニットが、どうやら“当たり”のようで、予選2-3位のレッドブルの二人、ダニエル･リカルドとマックス･フェルスタッペンは、メルセデスのパワーを驚異とコメントしている。
いずれにしても、今年のF1は、全21戦。まだまだ1/3を消化したところだ。残りの13戦でどう動くのか、フランスからの3連戦を含めて、注目度はますます高くなっている。
［STINGER］山口正己
