F1オーストリアGPフリー走行1で見えた?!
◆メルセデスの“最強”パターンが戻り始めている?!
1分そこそこのハイテンポのラップを刻むレッドブル・リンクで、メルセデス2台が好調な滑り出しを見せている。三強がここでもトップ6を占めているが、メルセデスだけが1分04秒台を記録して1-2を独占した。
去年、ポールポジションを奪ったボッタス+メルセデスの1分秒は1分04秒251だが、すでにハミルトン+メルセデスは、フリー走行1で1分04秒台に入れている。
◆アップダウンを繰り返す高速コース
クルマを速く走らせるためのキモは、ブレーキングだが、レッドブル・リンクは、起伏の激しさがブレーキンドの難易度を高くしている。コーナーによっては、コーナーに最も近づく“クリッピングポイント”が見えない部分があり、宙に浮く感じでブレーキングを強いられるコーナーも存在する。いつも以上に安定したマシンが要求されるということだ。
◆トロロッソ・ホンダはまずまず!?
ガスリー+トロロッソ・ホンダが滑り出しよく三強に続いていたが、最終的には10番手を記録した。
ピエール・ガスリーはまずまずの滑り出しだったが、ブレンダン・ハートレーは、いつものように低調なフリー走行1となった。絶不調のマクラーレンにも先行される19番手をどう盛り返すか。
◆マクラーレン不調が続く
マクラーレンが不調を抜けだせない。名手フェルナンド・アロンソが、コーナーをオーバーシュートしてフロントノーズを破損するトラブルにも見舞われ、アロンソ+マクラーレン17番手、ヴァンドーン+マクラーレン18番手と会に甘んじている。
フリー走行2は、15時(日本時間22時)から行なわれる。
◆フリー走行1結果
1. ハミルトン+メルセデス
2. ボッタス+メルセデス
—-以上、1分04秒台
3. フェルスタッペン+レッドブル
4. フェッテル+フェラーリ
5. リカルド+レッドブル
6. ライコネン+フェラーリ
—-以上、1分05秒台
7. グロジャン+ハース
8. オコン+フォースインディア
9. ルクレール+ザウバー
10. ピエール・ガスリー
11. エリクソン+ザウバー
12. マグヌッセン+ハース
13. サインツ+ルノー
14. ペレス+フォースインディア
15. フルケンベルグ+ルノー
16. ストロール+ウィリアムズ
17. アロンソ+マクラーレン
18. ヴァンドーン+マクラーレン
19. ブレンダン・ハートレー
—-以上、1分06秒台
20. クビサ+ウィリアムズ
【STINGER】
photo by Redbull Racing