F1ワールドチャンピオン18回!!–イギリスGPの記録と記憶
1950年に現在の“新制F1GP” スタートして以来、2017年までに78人のワールドチャンピオンを排出した。ミハエル・シューマッハの7回を筆頭に、2回以上獲得しているドライバーも多数存在するので、実際の人数は33人だが、驚くべきはイギリス人の比率だ。
1958年ワールドチャンピオンのマイク・ホーソン以来、10人が合計18回のワールドチャンピオンを獲得している。実に3割、それがイギリスだ。
マイク・ホーソン:1958年
グラハム・ヒル:1962年/1968年
ジム・クラーク:1963年/1965年
ジョン・サーティース:1964年
ジャッキー・スチュワート:1969年/1971年/1973年
ジェイムス・ハント:1976年
ナイジェル・マンセル:1992年
デイモン・ヒル:1996年
ルイス・ハミルトン:2008年/2014年/2015年/2017年
ジェンソン・バトン:2009年
ちなみに、コンストラクターズ・チャンピオンシップは1958年にスタートしているが、フェラーリと、マトラ、ルノーなどの“例外”を除くと、61年のうち実に41回をイギリスベースのチームが手にしている。
[STINGER]山口正己