ガスリー、ペナルティに反論!!
イギリスGPで激しいバトル中に、フォースインディアのセルジオ・ペレスと接触したカドで5秒のペナルティを受けて10位から13位に格下げされたトロロッソ・ホンダのピエール・ガスリーが、ツイッターでお冠だ。
「5秒ペナルティなんて、馬鹿げている。ボクたちはバトルをしている、接触することもあるけれど、それは、レーシングの一部だしエキサイトなことだ。ボクはバトルを楽しんでいる。でたらめなペナルティでそれを台無しにするのは簡便してほしい」
接触は推奨できないし、規則で縛らないで野放しにはできないだろうが、ガスリーの言い分も一理ある。スタート直後にルイス・ハミルトンに当てた(当たってしまった?)キミ・ライコネンは10秒食らった。ロメイン・グロジャンとカルロス・サインツの接触は、ペナルティ相当に見えたが、レーシングであることと、危険行為の水準をどこに置くか。ペナルティの基準は難しい。間違いないのは、ギリギリの闘いが、我々を引き込むこともたしかだ。
「危ない」ではなく、「危なっかしい」がモーターレーシングの魅力の基本。安全が保たれたバトルを、冷や冷やしながら楽しみたい。
[STINGER]山口正己