中団のバトルも気になるF1のポイント争い
F1GP第10戦イギリスGP終了時点のコンストラクターズ・ランキングは、以下の通り。オーストリアGPでメルセデスがダブルリタイアしたのを機に、フェラーリが逆転して、ポイントリーダーに立っている。
1. フェラーリ287
2. メルセデス 267
3. レッドブル 199
4. ルノー 70
5. ハース 51
6. フォースインディア 49
7. マクラーレン 48
8. トロロッソ・ホンダ 19
9. ザウバー 16
10. ウィリアムズ 4
とはいえ、優勝が25ポイント、2位18ポイントで、1GP最大で43ポイントを計上できることから、フェラーリとメルセデスの差は、あってないようなものではある。
三強以下の“セカンドグループ”の闘いも熾烈に展開しているが、ルノーが頭ひとつリードしているのが注目される。その後ろのハース、フォースインディア、マクラーレンの5番手争いは、まったく気を抜けない僅差の闘いが続きそうだ。
ここにトロロッソ・ホンダが加わってほしいところ。次のドイツGPに向けて、「ホッケンハイムの森にホンダ・サウンドを響かせたい」とのコメントも聞こえるが、ショートコースになった現在のホッケンハイムは、残念ながら森の部分がない。とはいえ、特にスピードをみせているピエール・ガスリーに、そろそろ女神が微笑んでもいいころだ。
[STINGER]大和 空/Sora Yamato
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