2018F1GPは折返点へ
2018F1GPは、先週のイギリスGPで10戦を消化した。
ここまでのウィナーは、以下の通り。
Rd.1. フェッテル+フェラーリ
Rd.2. フェッテル+フェラーリ
Rd.3. リカルド+レッドブル
Rd.4. ハミルトン+メルセデス
Rd.5. ハミルトン+メルセデス
Rd.6. リカルド+レッドブル
Rd.7. フェッテル+フェラーリ
Rd.8. ハミルトン+メルセデス
Rd.9. フェルスタッペン+レッドブル
Rd.10. フェッテル+フェラーリ
セバスチャン・フェッテルが4勝、ルイス・ハミルトン3勝。メルセデスが圧勝するムードは消え、フェラーリの進境が目立っている。
3連戦の真ん中のオーストリアGPでは、メルセデスが2台そろってリタイア。33戦続いた連続入賞が途絶えた。
フェッテルはイギリスGPで51回目の優勝を飾り、ミハエル・シューマッハ、ハミルトンに続き、アラン・プロストに並ぶ歴代4位の優勝回数を記録した。とはいえ、同僚のキミ・ライコネンは、未勝利が27戦続いている。
そして、偶然と言ってしまえばそれまでだが、カナダGPの1周目に、カナダ出身のランス・ストロールがリタイアし、フランスGPでは、スタート直後にフランス人ドライバーのピエール・ガスリーとエスティバン・オコンがレースを失い、イギリスでは、地元の英雄ルイス・ハミルトンがスピンを喫して不運に見舞われた。次のドイツは、フェッテルの地元だ。
メルセデスの進化はほぼ天井に着き、フェラーリが追いついている。長い間お目にかかれなかった盛大に白煙を巻き上げつつリタイアする光景が見られるのは、パワーユニットがギリギリまで追い込んだ開発をされている証とも。
21戦の真ん中となる2018F1GP第11戦のドイツGP。ホッケンハイムには、したらしい物語が待っている。
[STINGER]大和 空/Sora Yamato
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