フェッテル駿足!! 地元ポール!!–2018F1GP第11戦ドイツGP予選
フェラーリのセバスチャン・フェッテルが、母国で、今シーズン5度目、F1GP通算55回目のポールポジションを獲得した。
午前中のフリー走行は激しい雨に見舞われ、ほとんど走行しないままで予選を迎えた。予選は完全ドライで行なわれ、Q1からスケジュールが進む毎に路面が改善され、最後は1分11秒台の争いとなった。
ルイス・ハミルトンが、体調不良でフリー走行を最後だけ走行したが、Q1でオイル系統のトラブルでギヤボックスが正常に作動せずにノックアウトの番狂わせ。さらにレッドブルのダニエル・リカルドもQ2を走らず、三強の6台のうち2台がQ3にいない異変のQ3となった。
ダニエル・リカルドは、パワーユニット交換を決めていたことで、タイヤを自由に選択するためにQ2を走らなかったと思われる。
Q3の最初のアタックは、フェッテル+フェラーリが最速だったが、ボッタス+メルセデスが食い下がり、セカンドアタックでは一端ボッタスが、フェッテルに0.008秒差のトップタイムを記録したが、フェッテルはさらにタイムを短縮し、ボッタスに0.2秒以上の差をつけてポールポジションを奪った。
シャルル・ルクレール(ザウバー)がここでもQ3に進出、8番手グリッドを確保。フェルナンド・アロンソ(マクラーレン)は、昨日の不調を吹き飛ばす流石の走りで11番手。トロロッソ・ホンダは、2台ともQ1でノックアウト、レースペースに望みをつなぐことになった。
◆2018F1GP第11戦ドイツGP予選
1. フェッテル+フェラーリ
2. ボッタス+メルセデス
3. ライコネン+フェラーリ
4. フェルスタッペン+レッドブル
5. マグヌッセン+ハース
6. グロジャン+ハース
7. フルケンベルグ+ルノー
8. サインツ+ルノー
9. ルクレール+ザウバー
10. ペレス+フォースインディア
—-以下、Q2ノックアウト
11. アロンソ+マクラーレン
12. シロトキン+ウィリアムズ
13. エリクソン+ザウバー
14. ハミルトン+メルセデス
15. リカルド+レッドブル
—-以下、Q1ノックアウト
16. オコン+フォースインディア
17. ガスリー+トロロッソ
18. ハートレー+トロロッソ
19. ストロール+ウィリアムズ
20. ヴァンドーン+マクラーレン
[STINGER]山口正己
Photo by Ferrari S.p.A / FERRARI MEDIA