マルキオネ会長、退陣か
産経ニュースnet版は、欧州自動車大手フィアット・クライスラー・オートモービルズ(FCA)が21日、セルジオ・マルキオネCEO(最高責任者)が、病気のため退任、後任には英国出身で「ジープ」ブランドの責任者を務めるマイク・マンリー氏(54)が就任することを共同通信のニュースを元に伝えた。
マルキオネは旧フィアットのCEOを2004年から務め、業績が悪化していた同社の経営再建に手腕を発揮。旧クライスラーを傘下に収めるなど経営の規模拡大を推し進め、業界の風雲児として知られ、スクーデリア・フェラーリの代表も務め、F1GPの会場にも姿を見せていた。
マルキオネは19年までに退任する意向を示していたが、十分な準備ができていない中での突然の退任となり、FCAにとって痛手、としているが、フェラーリのF1活動への影響は、いまのところ明らかではないが、FCAの発表文や欧米メディアによると、マルキオンネ氏は最近、肩の手術を受け回復に向かっていたが、突然病状が悪化したととしてしいる。
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