F1ハンガリーGPの主役は誰だ?!
目まぐるしい展開になった2018F1GP第12戦ハンガリーGP。話題騒然の70周を展開したこの日は主役が大勢いた!!
◆優勝したハミルトン
またメルセデス、と思いきや、実はこのコースではフェラーリの方がマシン・ポテンシャルは上だった? ここ数戦のルイス・ハミルトンは、極めて高い集中力で、マシンの能力以上のレースを見せている。
◆6位に食い込んだP.ガスリー
6位は、三強以外のトップ。セカンドグループの中でガスリー+トロロッソだけが周回遅れにならなかった。ガスリーもチームも、Good Job!!
◆スタートの接触で後退し、追い上げて4位のリカルドル
スタート直後にエリクソン+ザウバーに追突され、最下位に落ちながら、鬼神の追い上げ。特に終盤、1コーナーで見せたオーバーテイクは秀逸だった。
◆最後にボッタス+メルセデスから2位をむしり取ったフェッテル
戦略は、完璧とはいえなかった。タイヤ交換のロスがなければ、ボッタス+メルセデスの前でコースに戻って違う展開になったかも。残り2周でボッタス+メルセデスをパスした気合は見事!!
◆ドリンクのスイッチの入れ忘れを物ともせずに3位に食い込んだライコネン
最終的にはルイス・ハミルトンがファステストラップを記録したが、レース途中にファステストラップを更新したか数知れず。30度を越す高温グランプリでドリンクが出ないトラブルをヘッチャラで乗り切った。
◆フェッテルとリカルドを撃墜したボッタス
タレたタイヤでフェッテル+フェラーリの攻撃をしのぎ、最後は接触!! 続いて、追い上げてきたリカルド+レッドブルも結果的に“ロケット攻撃”でハミルトンの優勝を影で支えた。
◆表彰台でパパみたいにシャンパン・ファイトを披露したライコネンJ r.
レース後、パパの真似してシャンパンファイト。キミ・ライコネンの親馬鹿ぶりがブダペストを和ませた。
【STINGER】
photo by REDBULL/FERRARI