フォースインディアの新たな道
F1公式サイトのformula1.comは、8月7日、財政難にあえいでいたフォースインディアが、噂どおり、ローレンス・ストロールの共同事業体が買収する形で継続が決まったことを伝えた。
ローレンス・ストロールは、ウィリアムズのドライバーである19歳のランス・ストロールの父親で事業家で、ウィリアムズのシートも、息子に買い与え、今回も、フォースインディアをランスのためのチームに仕立てるための判断と言われている。
とはいえ、チーム代表を務めるオットマー・ザウナウアーは、元HondaF1レーシングで苦労を経験しており、今回も難局を切り抜けることに成功、チームのドライバーであるセルジオ・ペレスも、チーム救済に尽力して400人のチームメンバーの活動が継続することになった。ここで構成された結束力は、意外な力を産むかもしれないが、他方、ストロールの資金が抜けたウィリアムズの行方が気になる。
[STINGER]大和 空/Sora Yamato