マルコから電話が来たときは、下着だった!!
レッドブルで2019年F1シーズンを走ることになったピエール・ガスリーは、ヘルムート・マルコから報告の電話を受けたのは、ギリシャで友人たちとバカンスを楽しんでいる時だった。
ガスリーは、レッドブルのtwitter公式アカウントで、「ヘルムートから電話がきたとき、ボクは下着だったんだ(笑)」と明かした。
「電話が終わって家じゅうを走り回って叫んだよ。友達はそれを聞いてプールに飛び込んだんだ(笑)。すごく興奮していた、長い間待っていたことだからね。すごく嬉しかった」
ガスリーは、2歳年下のマックス・フェルスタッペンの“後輩”としてチームに合流することになるが、ガスリーのアドバンテージは、トロロッソでホンダのパワーユニットを知っていること、そして、去年1年、スーパーフォーミュラでホンダのエンジニアと付き合って、日本人のマインドを理解していることだ。
「去年と今年、ホンダの人々と働いたことは役に立つと思う。去年スーパーフォーミュラでホンダの人たちとのリレーションを構築し始め、トロロッソでその経験を深めたことは、かなり良いことだと思う。来年、レッドブルはホンダとの関係をスタートするけれど、ボクも切り換えて、次のステップをフォローすることができる。これはかなりクールだよ」
22歳のフランスの若者は、きらきらと目を輝かせて前を見ている。
[STINGER]大和 空/Sora Yamato
photo by REDBULL