新たなF1チームとしてスタートするフォースインディア
サハラ・フォース・インディアF1チームが、『レーシング・ポイント・フォース・インディア』として晴れてベルギーGPに参戦できることになった。形の上では、ピンクのチームは何も変化していないように見えるが、チーム名が変わったということは、これまでの12戦でフォースインディアが獲得した59ポイントは消滅、ドライバーの得点は活かされるが、チームとしてはあくまで『レーシング・ポイント・フォース・インディア』という新チームの再スタートになる。
最後まで問題になっていたのは、元オーナーのB.J.マラヤが残した“遺産”により、チーム名を売却することができなかったことだったが、兼かとして新チームとしてこれまでのものを捨て去ることで参加権が得られた形となった。
これに対して、F1統括団体であるリバティ・メディアのチェイス・キャリー代表は、以下のようにコメントした。
「関係するステークホルダーと協力して、シルバーストーンのガレージで働く数百人のスタッフの生活を守ることができたことを非常に喜ばしく思っています。今後はレーシング・ポイント・フォース・インディアが強みを発揮すると確信しています」
また、今回の決定に関与したFIAのジャン・トッド会長も、「成果が達成され、レーシング・ポイント・フォース・インディアを歓迎できたことは非常に喜ばしい」とこの決定を歓迎した。
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