予選は激戦必至–2018F1GP第14戦イタリアGP予選直前トピックス
2018F1GP第14戦イタリアGPの予選を前にしたフリー走行3は、トップ争いだけでなく、中断でも激しいタイム合戦が繰り広げられ、予選が激しい闘いになることが期待される。
最速タイムは、フェラーリのセバスチャン・フェッテル、2番手にメルセデスがハミルトン+メルセデスが着けたが、その差は0.173秒。ハミルトン+メルセデスはアタックのラップに高速コーナーをはみ出して若干タイムロスを喫していることから、どちらが前か予測できない展開になっている。
フェッテル+フェラーリのタイムは1分20秒509。予選でパワーユニットの一捻りの予選トリムを使えば、タイムアップが期待され、そうなると、2004年にウィリアムズBMWでファン・パブロ・モントヤが記録したモンツァのコースレコード1分19秒525の記録が更新されるかどうかが注目を集めることになる。
セカンドグループも拮抗したタイム合戦となっており、マグヌッセン+ハースが三強に食い込む6番手を記録、ルクレール+ザウバーの9番手も注目を集めた。
また、エンジン・パワーがモノを言う高速モンツァで、トロロッソ・ホンダのピエール・ガスリーが12番手、カナダで投入されたスペック2の熟成と使い方が完成の域に近づき、悪くないことを示している。
予選は、15時(日本時間22時)から行なわれる。
◆フリー走行3結果
1. フェッテル+フェラーリ 1分20秒509
2. ハミルトン+メルセデス 1分20秒590
3. ライコネン+フェラーリ
4. ボッタス+メルセデス
5. フェルスタッペン+レッドブル
6. マグヌッセン+ハース
7. オコン+フォースインディア
8. リカルド+レッドブル
9. ルクレール+ザウバー
10. グロジャン+ハース
11. ペレス+フォースインディア 1分22秒486
12. ガスリー+トロロッソ 1分22秒631
13. サインツ+ルノー 1分22秒737
14. シロトキン+ウィリアムズ
15. ストロール+ウィリアムズ
16. エリクソン+ザウバー
17. アロンソ+マクラーレン
18. ヴァンドーン+マクラーレン
19. フルケンベルグ+ルノー
20. ハートレー+トロロッソ
[STINGER]山口正己
photo by FERRARI