18歳のランド･ノリス、マクラーレンへ!!
サインツのパートナーは18歳。
マクラーレンは、2019年のカルロス･サインツの相方として、ランド･ノリスと契約したことを発表した。ストフェル･ヴァンドーンと交替する形だ。
ノリスは、マクラーレンテスト＆リザーブドライバーであり、2018年FIAフォーミュラ2選手権に挑戦中の18歳。現在、残り2大会4レースが残るシリーズで、同じイギリス出身のジョージ･ラッセルを追ってシリーズチャンピオンを争っている。
契約は複数年とされ、9月1日に24歳になったばかりのカルロス･サインツとコンビを組んでF1にデビューする。
ノリスは、2017年からマクラーレンのヤングドライバープログラムに呼ばれ、テストとシミュレータードライバーとしてチームに参加。2017年にはアブダビ、2018年にはスペインとハンガリーで、マクラーレンF1チームのテストに参加。今年のベルギーGPとイタリアGPでは、金曜日のフリー走行1に、フェルナンド･アロンソのマシンをドライブして経験を積んだ。
マクラーレンとジョイント前の4年間は、フォーミュラ･ルノー2.0北ヨーロッパカップ、フォーミュラ･ルノー2.0ユーロカップトヨタ･レーシングシリーズ･チャンピオンシッフで優勝し、ジュニアレーシングカテゴリで経験を重ね、昨年はヨーロッパF3でも勝利を記録している。
ザック･ブラウンマクラーレンF1チームCEOのコメント
「マクラーレンが2019年のドライバーラインナップを完成させることができて大変嬉しい。ランディは、潜在力に満ちたエキサイティングな才能の持ち主と思う」
「彼は速く、素早く吸収し、頭脳的であることはすでに分かっていて、未来のために大きな可能性を感じている。シミュレーターの開発とシートタイムでの実績で、エンジニアリングチームに能力を証明し続け、能力を十分に証明しており、将来的にF1を建て直す計画の不可欠なパートであり、すでにチームと強固な関係を築いている」
「ランドとカルロスは、若者にもかかわらず、フォーミュラ1とマクラーレンで貴重な経験を持ち、チームをリードする次世代のマクラーレンドライバーを代表する印象的なデュオになります。当面の焦点は、2018年の残りの時期に最良の結果を残すことですが、その先にあるチャンスへのモチベーションも強く持っています」
ランド･ノリスのコメント
「マクラーレンのレースドライバーとして発表されることで夢が実現しました。チームのメンバーになっていましたが、いまは特別な瞬間です。ボクの望みが現実のものになりました」
「この素晴しい機会と、ボクを信じてくれたチーム全体に感謝します。マクラーレンがすでにボクを開発に使ってくれたことも非常に感謝しています。過去2回のレースの週末のテストと、スパとモンツァの金曜日にF1マシンの経験を積むことができました」
「2018年の残りの時間は、FIA-F2に集中します。私の目標はマクラーレンにフルタイムで合流する前に、タイトルを獲得することです。簡単ではないけれど、残りの4レースではできるだけ激しくプッシュします。また、マクラーレンと緊密に協力して、ドライバー、エンジニア、メカニックからできるだけ多くのことを学び、来年に向けて最高の準備をするようにしたいと思います」
【STINGER】
Photo by McLaren
