ヴァンドーン、マクラーレン離脱
マクラーレンが、2018年限りでストフェル・ヴァンドーンとの契約を終了することを発表した。
ストフェル・ヴァンドーンは、2013年にマクラーレン・ヤング・ドライバー・プログラムに参加し、2014年にテストドライバー、2015年にGP2チャンピオンを獲得、2016年にはリザーブドライバーになり、バーレーンGPで、スペインのテストで負傷したフェルナンドアロンソの変わりにステアリングを握ってF1にデビュー、ポイントを獲得。2017シーズンからアロンソのチームメイトとして、2018年イタリアGPまで34レースに参戦した。
マクラーレン・レーシングのザック・ブラウンCEOのコメント
「マクラーレンでのストフェルの献身、努力、コミットメントには非常に感謝している。彼は才能のあるレーシングドライバーであり、彼のジュニアキャリアで信じられないほどの賞賛を受けている。テストドライバーとしての彼の役割から、2016年のバーレーンでの彼の素晴らしいポイント得点デビューまで、フォーミュラ1へのブレークで活躍したことを誇りに思う」
「ストッフェルが真の才能を発揮するツールを提供していないことは明らかですが、関係を見れば素晴らしいチームプレーヤーであることが証明されています。彼の仕事倫理は印象的です。彼はチーム内で大きな評判を得ています。もちろん、私たちは一緒にもっと多くの成功を収めたいと思っていただろうが、彼は常にマクラーレンのグランプリドライバーの一員であるという事実を損なうものではありません」
「今は、2018年の今後の残りのグランプリを注目している。ここでは、ストッフェルとフェルナンド双方が、今シーズンの幕が降りままでにできる限り多くのポイントを獲得するために戦いを強いられることになります」
「ストッフェルは、彼が自分のキャリアの中で次に向けてベストを尽くすことを願っており、彼を全面的にサポートしでしょう。我々は、2019年シーズンのドライバーラインナップを発表する予定です」
ストフェル・ヴァンドーンのコメント
「過去5年間、マクラーレンが自分の信念を受け入れてくれたことにとても感謝しています。私は若いドライバーとしてマクラーレンに入社し、テストと開発ドライバーかららリザーブドライバー、そしてフルタイムのレースドライバーまでチーム内でのキャリアを積んできました」
「望んでいた成功を達成できたわけではないけれど、過去2シーズンのマクラーレンでのレースを楽しんだし、チームの全員と素晴らしい関係ができました。マクラーレンの時間は、ボクのキャリアにとって素晴らしいものでした。サイカー・モハメド・ビン・エッサ・アル・カリファと、マンスール・オジェーにチャンスをいただいて貴重なF1での経験を積むことで、ドライバーとして成長するチャンスに恵まれたことに感謝しています。今シーズンの残りの7レースで全力を尽くします。来シーズンの予定はいまからでも間に合うと思います」