急転直下、ルクレール、フェラーリ入り!!
トライバーズ・マーケットの最大にして最後のシートが埋まった。フェラーリは、ベテランのキミ・ライコネンではなく、若いシャルル・ルクレールを選択した。
フェラーリのセバスチャン・フェッテルのチームメイトは、キミ・ライコネンかシャルル・ルクレールかと噂が飛び交っていた。イタリアGPの予選で見せた見事なポールポジション獲得や、いつ壊れてもおかしくない状況のタイヤでの決勝レースでの巧さを見せたキミ・ライコネンが契約を継続するのではないかという観方が大方を占めていたが、フェラーリは、ベテラン二人ではなく、新鮮な才能を選んだ。
入れ代わるように、キミ・ライコネンはザウバーと2年契約が発表された。ザウバーのフェラーリ・エンジンを使ういわゆる身内、今後、開発のスクラムがより強固になるはずだ。
シャルル・ルクレールは、ツイッターで、「みなさんをガッカリさせないように、これまで以上に一生懸命働きます。でも、まずはこの素晴しいチームで、力をみせなくちゃ!!」と喜びを伝えた。
[STINGER]山口正己
photo by SAUBER