ライコネン最速–シンガポールGP初日トピックス
夜祭の高揚感の中で行なわれるナイトレースのシンガポールGPは、二度目の5年契約を更新して11年目を迎え、9月14日にスケジュール初日を行なった。
フリー走行1ではダニエル･リカルドのレッドブルが、フリー走行2ではキミ･ライコネン（フェラーリ）がそれぞれ最速タイムを記録したが、昨年のセバスチャン･フェッテル（フェラーリ）のポールタイム、1分39秒491は、フリー走行1の段階で1分39秒711と僅差に迫られ、フリー走行では、ライコネン＋フェラーリが1分38秒699までタイムを伸ばし、上位5台がそのタイムを上回った。
初日からハイスピードの展開となり、パワーユニットの進化と、ハイパーソフトタイヤのハイグリップを証明、トップ3が、ライコネン＋フェラーリ、ハミルトン＋メルセデス、フェルスタッペン＋レッドブルと異なるチームが並んだのも、予選の激しさを期待させた。
セカンドグループも拮抗したが、マクラーレンのフェルナンド･アロンソが、8番手のタイムを記録して注目された。トロロッソ･ホンダは、伸びを欠き、17-18番手。ブレンダン･ハートレーがピエール･ガスリーより好タイムを記録するいつもと違うオーダーになった。同じことがザウバーにも言え、マーカス･エリクソンがシャルル･ルクレールのタイムを上回る、いつもと違う展開となった。
◆フリー走行2結果
1. ライコネン＋フェラーリ 1分38秒699
2. ハミルトン＋メルセデス 1分38秒710
3. フェルスタッペン＋レッドブル 1分39秒221
4. リカルド＋レッドブル 1分39秒309
5. ボッタス＋メルセデス 1分39秒368
—-以上、1分39秒台
6. サインツ＋ルノー
7. グロジャン＋ハース
8. アロンソ＋マクラーレン
9. フェッテル＋フェラーリ
10. フルケンベルグ＋ルノー
11. ペレス＋フォースインディア
12. エリクソン＋ザウバー
13. オコン＋フォースインディア
—-以上、1分40秒台
14. ルクレール＋ザウバー
15. マグヌッセン＋ハース
16. ヴァンドーン＋マクラーレン 1分41秒164
17. ハートレー＋トロロッソ 1分41秒542
18. ガスリー＋トロロッソ 1分41秒615
19. ストロール＋ウィリアムズ
20. シロトキン＋ウィリアムズ
［STINGER］山口正己
Photo by FERRARI
