新シリーズ・知ろうとF1劇場『Mr.愛すまん』vol.7
◆ただのペイドライバーじゃない?!
シンガポールGPの土曜日の主役は、衝撃的なポールポジションラップを決めたハミルトン。しかし日曜日の決勝レースでひとり気を吐いたのはセルジオ・ペレスでした。
オープニングラップでチームメイトのオコンを壁に押し付けてセーフティカーを出動させ、中盤ではイライラしてシロトキンに体当たりしてパンクした上にドライブスルーペナルティを食らいました。
追い抜きの難しいストリートコースもあって、各チームタイヤ交換を済ませた後はだいたい等間隔トレインを眺める感じだったので、ペレスのスパイスが無ければTV観ながら早々に落ちていたかもしれません。
そういえば、15周目に早めのタイヤ交換を行なったフェッテル+フェラーリの前に忽然と現れて“邪魔”をしたのも魔王チェコ。終盤のチャンピオン争いのキーマンにもなっちゃいそうな存在感、でしょうか。
illustration & comment by Hiroaki Okazaki
※『Mr.愛すまん』←思わずニヤつくクールな視点を届けます。
※シロウトとは“知ろうと”。STINGERは知ろうとする心の味方。