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エリクソン、ザウバーのサードドライバー&アンバサダーに就任

2017年の開幕2戦をチームメイトとして走ったジョビナッツィ(右と)エリクソン。ジョビナッツィがシートに座り、エリクソンはチームのアンバサダーとして協力を続ける。

ザウバーがジョビナッツィとの契約を発表し、2015年からザウバーのステアリングを握ったマーカス・エリクソンの2019年は、巨大な力によって霧の中に放り出されることになる、と思いきや、サードドライバー兼アンバサダーとしてチームに残ることになった。ある意味、エリクソンは引退とも取れるが、賢い選択と言っていいかもしれない。

ザウバーは、過去4年間、FIA F1ワールドチャンピオンシップシーズンで、マーカス・エリクソンは、ザウバー・ファミリーにとって不可欠だったとし、エリクソンの経験や小さなことにこだわらない性格、そしてチームとの仕事に対するプロフェッショナルなアプローチが、チームの進歩に大きく貢献したことから、エリクソンとビジョンを共有し、綿密な協力を継続する。

マーカス・エリクソン
「2015年からレースにチャレンジさせてくれたことに感謝しています。そして今シーズンから、アルファロメオのような象徴的なブランドのためにレースができたことを誇りに思います。F1ドライバーの仕事が大好きでしたが、キミ・ライコネンのようなドライバーにステアリングを託すことは、チームにとって大きなチャンスです。今後も、これまで通り、チームの発展に貢献していきたいと思います」

フレデリック・ヴァッサー・アルファロメオ・ザウバーF1チーム代表
「我々はチームへの献身と過去4年間の素晴らしい仕事をしてくれたマーカスに感謝したい。私たちは彼がザウバー・ファミリーでいてくれることを大変うれしく思う。2018年にチームは重要な進歩を遂げ、マーカスの仕事は私たちの発展にとって不可欠だった。我々は新しい協力関係を構築して、積極的な方向への動きを続ける努力をします」

[STINGER]大和 空/Sora Yamato
Photo by Sauber

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