ザウバーF1、ライコネンのチームメイトにジョビナッツィ決定!!
スイスに居を構えるザウバーは、2019年のライコネンのチームメイトとしてアントニオ・ジョビナッツィ(Antonio Giovinazzi)と契約したことを発表した。
ジョビナッツィは、フェラーリのドライバーズ・アカデミーの最先端にいるイタリア人。決定には、今年からアルファロメオ・ザウバーと、チームの冠スポンサーになっているアルファロメオの意向が色濃く反映された。
アルファロメオ・ザウバーF1チームは決定に対して、「今シーズンからアルファロメオが、30年以上の中断後にモータースポーツの頂点に復帰したことを特に重要視した」と公式サイトで伝え、「イタリア人ドライバーがF1不在で数年が経過したことを考えると、国家の誇りの源として、アルファロメオとイタリア人ドライバーのジョイントは自然なこと」とコメントした。
ジョビナッツィは、2017年のオーストラリアGPと中国GPの2戦だけだがザウバーでF1にデビューしており、その後も何度かテストとFP1セッションを経験している。
アントニオ・ジオビナッツィ
「アルファロメオ・ザウバーF1チームに加わることができて嬉しいです。夢が実現しました。このチームのためにレースする機会を得ることは大きな喜びです。イタリア人として、スポーツでアルファロメオのように象徴的で成功したブランドに加われることは、私にとって大きな栄誉です。この素晴らしい機会を与えてくれたスクーデリア・フェラーリとアルファロメオ・ザウバーF1チームに感謝します。素晴らしい結果を達成するための作業開始を待ちきれません」
フレデリック・バッセール、アルファロメオ・ザウバーF1チーム代表
「2019シーズンのドライバーラインナップ発表できて非常にうれしい。まず、私たちの車の開発に貢献し、チーム全体の進歩を加速させる非常に経験豊富なドライバーであるキミ・ライコネンとサインし、シャルル・ルクレールの代わりにチームにやってくるジョビナッツィを歓迎します。我々はすでに何度か彼と働く機会を得ており、大きな可能性を秘めていることを確認しています。我々は、意欲的に、目標をもって進歩し続け、アルファロメオとともに闘います」
[STINGER]山口正己
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