F1ロシアGP、ルクレール+ザウバーを見逃すな!!
レッドブルが、新型のスペックCの信頼性に問題ありとして古いスペックBに載せ換えてグリッドダウンのペナルティを食らったことで、2018F1GP第16戦ロシアGPは、いつもと違うグリッドになった。
レッドブルの二人、ダニエル・リカルドとマックス・フェルスタッペンは、ペナルティを受けてグリッドダウンが決まっているために予選で上位に入る意味がないことからQ2を走らずにノックアウトを選択。レッドブルが抜けたことで、三強が二強になり、セカンドグループの先頭はいつもの7位から5位に“昇格”した。
メルセデスとフェラーリの2台に続いて、マグヌッセン+ハース、オコン+フォースインディア、ルクレール+ザウバー、ペレス+フォースインディア、グロジャン+ハース、エリクソン+ザウバーがトップ10となり、いつもより2番手前の5番手グリッド以降の面々は、やる気満々になっている。
2台のメルセデスとフェッテル+フェラーリが1分31秒台、ライコネン+フェラーリが1分32秒台で続き、5番手以降は水を開けられた1分33秒台で、二強との間に明確な差があるが、いつも同様拮抗状態。となると、ストレート区間が長く、スリップストリームが効くソチは、中団の固まりがバラけないことが予測でき、争いはいつも以上に白熱しそうだ。
中でも注目は、7番手のルクレール+ザウバー。開幕時点で最下位だったザウバーは、シーズン中に力を伸ばし、今や常に入賞を狙えるポテンシャルを発揮、モナコ出身の時期フェラーリドライバーに、ロシアのファンを喜ばせるレースが期待されている。
[STINGER]大和 空/Sora Yamato
photo by [STINGER]